2013/12/30

Look Back 2013




仕事についてが多くなりますが、一年の振り返りを。
NPOで教育に関わっていた人間が、Web業界で人材育成に関わる一年間という感じでしょうか。
地元ではあるが、2年離れていた福岡に馴染む一年でもありました。


1月
 仕事で某コンテストの審査を行う。審査は細々した作業が多くて、非常に苦手である(と思った)。応募作品の企画力を見て、審査員の先生と一緒に「日本の未来」を憂うなど。アイデアがストレートというか、思いつきで終わっているものが多く、もう一捻りできれば良くなるのにと思うこと多数。ただこれは自分が企画する際も同じである。「できた!」と思っても一晩寝かして、翌日にクリティカルに見てみるとモレがあったり、閃きがあったりする。自戒の意味も込めて大事。ジェームス・ヤングが「アイデアとは既知の新しい組み合わせ」と言ったが、まさにそうで評価されるアイデアとは何も全てが新しい訳ではなく、「そう来るか」「ありそうでなかった」などの編集力がベースにあると感じた。

2月
 就職支援を本格的に行う。12年11月に入社してから、個別の就職面談などはしていたが、講座を実施したり、個別面談を多く行ったりし始めたのがこの頃。就職は「人生の契機」なので、その人の価値観がよく出る。「働く」をどう考えるかは勿論、お金、主体性、人生観といった様々な想いや考えがあると強く感じた。そして真剣勝負が故に、普通に話すより体力/気力が要ると思った。あとは目利き。その人が気付いていない自分の良さ、価値を見つけ、フィードバックできるか。1on1で関わることの意味と責任を感じた。初旬には、平戸を訪れ、兄貴分と語る。平戸は美しい場所だ。「人は都市で経済学者になり、田舎で哲学者になる」その言葉を思い出した。

3月
 ソーシャルゲームのプロデューサー講座を行う。中身は講師にお任せだが、僕も少し聴講させて頂いた。ゲーム(遊び)の本質を少し垣間見たように思う。ロジェ・カイヨワによる遊びの4分類[アゴン(競争)・アレア(偶然)・ミミクリ(模擬)・イリンクス(眩暈)]は僕もワークショップを勉強していた時に知っていて、やはり学びと遊びは深い部分で同じだなと感じた次第。また1〜3月の入学者は担任を担当する事になり、あたふたしていた。出来るだけ個別に時間をとってお話するスタンスだったが、どうしてもサポートしきれない人が出てしまったのは非常に反省している。自分の力不足に悔しさを感じる。痩せようと思い、ジムに通い始める。トレーニングは習慣化すると筋肉痛が快感になって、楽しい。あと一眼レフを購入。

4月
 鹿児島の大学にて非常勤講師となる。週一の鹿児島通勤。2コマで合計60名ほどの学生に教えることに。1コマは昨年に実施したものをベースに改善を加え、もう1コマは新たにゼロから考えた。頂いていた内容は就職活動対策だったが、それだと面白くないし、即席のノウハウなんて陳腐化するし、それは就職セミナーでやればよいと思ったので、議論中心で考えてもらう内容にしました。

5月
 父親が再入院した。最悪の状況を想定することで、冷静な判断をできる、いやしようと思った。というか、そうすることしか出来ないのだが。母、弟とちゃんと家族というチームビルドをしようと僕は強く思った。それ以外にもUX FUKUOKAに参加し、目から鱗体験があったりしたが、上述した出来事が大きかった。

6月
 担当していた市からの受託講座が始まる。選考の設計など任せてもらったので非常にやりがいがあった。仮説をたてて実行するのが好きなので、ある程度任せられた方が自分には合っている。ただ、今考えるといくつか改善の余地はあったと思う。次の機会に活かそう。一方で、父親の容態が非常に悪い時期があり、精神的な負荷はとても大きかった。ただそこから持ち直した親父の体力というか、生命力には本当に驚いた。嬉しいの勿論だが、あの状況は普通の人間なら無理だったと思う。今となっては回復したので、話せる内容だが。

7月
 前述の講座がスタート。エンジニア教育は未知の領域。部門連携の仕事も本格的に始まり、在卒生以外のキャリア相談もスタート。徐々にWeb業界のことを理解する。というか、この頃から情報が増え始めて、構造的な理解が進んでいったように思う。大学での講義は終盤へ。最初はうまくアイデアや意見を言えなかった学生たちがどんどん慣れていく様子は非常に嬉しい。が、終盤になるにつれて、「彼らに何を残すか、刻むか」ということを深く悩むようになる。最後の講義では、「どちらも正しいと思える選択肢が2つあった時に何を選ぶか?」というお題で考えてもらい、僕の話をした。1人でも2人でもあの時の話を覚えていて、その人にその決断が来た時に思い出してもらえれば良い。完全に哲学の領域だったけど、それが大事だと思っている。某自治体の案件に応募するも実績が足りずに落選。3徹したのに悔しい(徹夜は関係ないw)

8月
 引き続き就職支援を行う。決まる人、決まらずに苦戦する人、諦める人。色々いるが、僕は立ち上がろうとする人を全力でサポートする。しかし、立ち上がろうとしない人にムチは打てないし、アメもあげられないのだ。一歩目は踏み出してほしい。でも、この考えは今非常にぶれていて、ゼロステップから一緒に歩むべきではないかと思っている。サポートという聞こえの良い言葉は、どこに本質があるのだろうか。自分のスタンスは見直し続けたい。カーシェアのベンチャーとインタラクティブデザインのベンチャーの企業説明会を実施。この2つはかなり面白かったので、またご縁があれば何かやりたいと思いました。YCAMのミニメイカーズフェアにいき、YCAMの施設に感動。また行きたいな。例のごとく、末には鹿児島のグッドネイバーズジャンボリーに参加。去年からだけど、恒例行事になりつつある。このイベントは毎年成長している気がするけど、ボランタリーだと大変だよねと思わざるを得ないこともあり、物事は単純ではないなと思いました。来年は参加者がいいなぁ。

9月
 本業とは別件で小布施へ。友人よりの依頼でファシリテーターを。東京では兄貴と姉御にお肉をご馳走になり、ガクブル。小布施はとても良いまちでした。一泊二日でしたが、もう少し滞在したかった。肝心のファシリはそこそこうまくいったのかなと。できれば、もう少し時間が欲しかったし、丸投げされた方がやりやすかったなと思いました。友人のD氏には感謝。小布施は栗、ワイン、日本酒などがうまいです。観光のまちとしてよくデザインされている。本業の方が振り返りで、数字が出ていないことが悔しく、僕の特徴である「スタートや立ち上げには強いが、やり抜く力(詰めの甘さ)が足りない」が露呈。という訳で、全部きっちりやり切ります。忙しくて通えなくなったのでジムを退会。痩せた以上に筋肉がついてゴツくなっていた。友人が新しい形式の塾を起業。ロゴやコミュニケーションまわりを手伝う。出だしは順調なので頑張ってほしい。あと会社の15周年パーティで記憶を失うw

10月
 父親の一時退院。無事に誕生日を自宅で祝えることに。初旬に右足の指から菌が入り込み、めちゃくちゃ腫れる。「痛風疑惑」が持ち上がるも、菌であると判明し、周囲からがっかりされる。ひどい。写真が徐々に趣味化し、休みの日に思いつきで田舎へ行く等。撮った写真をiPhotoで見て、つらくなる。

11月
 イベント参加およびイベント企画。イベント参加は身になるものもあれば、まったくないものもあった。今後はほとんど参加しないだろうな・・・。逆に企画する際は、提供価値を明確にしておかないとダメだと当たり前のことを自覚。某スタートアップサロンでは、あまり面白いことを言えずに後悔。けっこうマジメに返してしまうけど、ウケ狙いでいったほうが良かったかな。。。インターンの開拓などで企業のヒアリングが多かったとも思う。Web系は欲しいスキルセットの変化が早いなと思う日々。EC関連のイベントでは成功も失敗もあり、やはり「やってみてわかること」ってあるなと。マーケの先生から昔言われた「確からしさを集める」という言葉を思い出し、噛み締めた。

12月
 一気におわった感。会社の忘年会やら、ユーザーエクスペリエンス講座やら、各種忘年会やら。偶然バッタリ人に会って、飲む事になったり。そういうのは意外と大事なのだなと。まだあと3日飲み続けるのだろう。そして、親父も無事に移植が成功し、なんと退院。移植して50日足らずで普通の人は退院できないそうだ。我が父ながら、凄いと思う。社内では少し立ち位置が変わってきて、色々な面でコミットし、良い変化を起こしていきたい。

来年へ
 嬉しいことに大学の講師はまたオファーを頂いたので引き受けさせて頂こうと思っています。ただ内容は変えていきたいと思う。そして、親のことが一段落したので、自分のことにフォーカスしたい。そういうと言い訳のように聞こえるかもしれないが、そこを無視して打ち込むのは心理的に難しかった。僕の場合。興味があること、おもろいことはガンガンやっていきたいし、けどそこのミッションとビジョンは常に持っていたい。29歳になるかと思うと人生早いなと思うし、三十路前にもっと挑戦しておきたい。仕事もそうだし、学び/遊びもちゃんとやっていこう!気合いだ!

2013/11/24

スタートアップうんたらかんたら

福岡市主催のスタートアップFUKUOKA2013のスタートアップサロンにサポーター側として登壇させていただきましたー。

なぜ、僕が?という疑問符を持ちつつ、人材育成的なところから話させてもらいましたー。
あと面白いことは言えませんでした。反省してます。

福岡市はスタートアップに力を入れています。
スタートアップとはなんぞや?と思うのですが、急成長を目指すイノベーティブな起業という意味が一般的だとのこと。
確かに福岡は経済的に見て、支店経済という言葉があるように、関東本社の福岡支店によって経済が成り立っていると言われています。大きな企業もインフラ系が多いのが特徴です。
スタートアップというのは、どうしてもスケールしやすさからITやウェブに寄っていると思います。まぁ、飲食とかでも何店舗か成立させてフランチャイズで一気に拡げるって戦略はあると思うんですが、急拡大しやすいのはデジタル分野に分があると思います。

ま、そんな話はさておきせっかくスタートアップのイベントに呼んで頂いたので、
スタートアップ増加作戦について考えてみたいと思います。

■起業したい人は勝手にやる
起業したい人って勝手にやりますよね?好きなことをしたいとか、儲かると思ったとか、どうしても解決したい何かがあったとか、モテたいと思ったとか。後付けで何でもいいと思うんですが、もうスタートしてるんです。
だから「起業家を増やす」って言うのは、そこに至っていない予備軍の引き上げになります。でも、これって起業意識の2軍を1軍にしようぜって言っているわけで、それでいいのかなーと思っています。
意識が2軍だと行動力が2軍になるのが普通です。それで成功しますかね?
成功しなくていいじゃんって考えかもしれませんが、傍から見てると「あーやっぱスタートアップむずかしいわー」ってなりそう。またそれでスタートアップ止めちゃうならそこまでだったと思うんですが。
予備軍の引き上げってなんか違うのかなーと思っています。


■分解してみる
若干フレームワークに当て込んだ感じもしますが、起業へのステップを分解してみます。
1.起業に興味がある>2.起業したいと思っている>3.起業準備中>4.起業している>5.起業して失敗している>6.起業して成功している
定性的な書き方なので、成功って何?失敗って何?ってとこがありますが、どの段階がどれくらいいて、これをスライドさせていくのかなと。
先ほど予備軍って書いたのですが、イベントに来て「起業しようか迷っています」という方は1や2だと思うんです。そういう人をいきなり4に持っていくのは酷だと思う。ライオンの子を谷底へ突き落とす的な気合アプローチもアリかもしれないけども。
3の準備中なんかも資金を貯めているというパターンがあるかもです。それならファイナンス面で支援を打てば良い。資本政策の具体的なソリューションでサポートする。

■具体的には地道な策が有効かも
1の増加策は大学や社会人対象というより、中高生対象ぐらいなのではないでしょうか?
起業家って仕事(働き方・生き方)があるよ、面白いよ、と。
別に今すぐ起業しなくてもいいから、自分で考えて色々チャレンジしてみたら?と。
一方で、3〜4の当たりって地道なサポートかもしれない。例えば税金の免除とか。サラリーマンしていて、去年まで会社が負担していた税金(特に所得税とか)って意外と大きい。
起業する人は申請したら、それを免除するとか先送りにするとか。
そういうのって自治体的な施策だと思うし、ある意味投資だと思う。
その人の税金100万を免除して、起業した中から成功して法人税1億おさめてもらう(相当ざっくり)
それ以外には、起業した人のサポートだと思います。チャレンジしている人を支援する、負担を下げる制度や施策。これはケースバイケースなので、よくわからんです。

まとめとしてサポートするのは良い事なんですが、サポートする層(ターゲット)とサポート内容(何をどうサポートするか)とKPI(どれくらい何を増やすか)が大事だと思います。確か起業率X%を目指すというのは資料を見た気がするけど、ちょっと覚えてないです・・・

最後にサラリーマンの社内起業(新規事業)を増やすってのも意外と狙い目かもしれません。後継者がいない中小企業に脂ののった30代を新規事業室長みたいな形でヘッドハントしていくみたいな。

おなかすいたので、走り書きは以上になります。

2013/11/19

投資的に仕事に取り組むこと

仕事(労働)の投資性があると思うのだが、みんながそう考える訳ではない。
消費的な労働をすると、発展性がないのに・・・。
と、ふと思うことがあったので、以下にまとめる。

仕事をする時に、投資的側面と消費的側面があると思う。「仕事の報酬は仕事」という表現があるけど、良い仕事をすれば次の仕事に結びつくということは事実である。社内外問わず。そういう意味で上記のようなケースは投資的な仕事と言える。

一方で消費的な仕事も多い。雑務・雑用に分類されてしまうような細々したことから、資料作成や日程調整などあげればキリがない。驚くことに様々な人と接点がある中で、労働観・仕事観として投資的感覚がない、そういう意識がない人が意外と多いと気付いた。「お前の接点の問題じゃない?」という気もするが、ちょっと頭の整理も含めて書いてみる。

投資的な仕事というのは、何にでも通じると思う。
元記事は忘れたが、「4時間かかる仕事をハッカーは3時間50分かけてシステムをつくって、10分で処理する」といった話がある。これはまさにシステム(仕組み)的な話で、非常に投資的な仕事のやり方だと思う。似たようなことがあれば、二回目以降は10分で完了できるわけだし。これはプログラミングできなくとも同じことができる。2時間かけてマニュアルを作成して、バイト2人に頼んで2時間やってもらえば良いのである。当たり前だけど、繰り返しの業務や代替可能性のある仕事は仕組みにした方が良い。初期コストがかかったとしても。

まとめると、1.熟達化(向上) 2.代替化(しくみ)だと思うんですよね。よりスピードが早くなるかを考え実行し改善する。または他の人でも出来るように言語化・ワークフロー設計・マニュアル作成を行う。こういった観点だと、以下の2冊が勉強になった気がする。読んだのは学生時代だけども・・・


熟達化、つまりベテランになるってことも大事だけど、仕事のレイヤーを上げていく方が良い人(それに向いている、志向している)は自分のリソース配分だけでなく、まわりをどううまくマネジメントしていくかってことなんだと思う。経営って、リソースの最適投資だと思うんですよね。そのレイヤーの拡大だと思う。昇進とか社長になるとかって。代替化は大事なんです。自分がいなくてもまわる仕組み。そうすると、自分は違う領域に取り組める。言うは易し行うは難しなんだが。

一方でキーマンとのネットワーキング(みたいなこと)も重要である。一見無駄に思えるような話の聞き役もそこで次に色々とつながることがある。こういう感覚も暗黙知なので、どのレベルでどんな人と何を話すか何をPRするかなど見えづらいし、やっている人も言語化できないし、やらないよね。こういう姿勢って、誰かから盗むか叩き込まれるかしないとダメなので、そういう環境/職場に入るってことだろうと思う。わからないのであれば、厳しそうな方に飛び込むというか。バカな体育会系よりもロジカルに詰められる方で。

2013/11/10

ミッションをどこに忘れた?

何のために仕事をするのだろうか。
そんな話をすると、当然のように給料や仕事のやりがいについてに話はスライドしていく。

確かに大事な事なんだけどさ。
わからないけど、ウソで表面をコーティングしたような言葉に聞こえなくもない。

どんな作業も工夫すれば、付加価値がついて、変わる。
それも正論。最もな正しいこと。

「自分にしか出来ないこと」なんてそうそうない。
探せば誰にでもあるだろう。自分が周りと比較して得意なこと。
でも、それだけやっていればいいという訳ではない。

と考えていくと、こっちも筋が悪い。
青い鳥症候群かのようで、お前はピーターパンかと疑いたくなる。

考えた結論としては、組織が個のコラボレーションの上に成立しているか?ってこと。
ミッション、使命感を持って何かに取り組むというのは、誰もができることではない。
できると思っていたんだけど、そうじゃなかった。

つまるところ、具体的には金になるからやるってのが仕事の大半だ。
これは汚い事でも卑下される事でもなく、とてもわかりやすい事実。
ここを批判するヤツはお金の指標性、信用性、諸々何も理解していない。

話がずれている。コラボレーションとミッションの話。
ミッションというのは、この船が何を目的に出航しているかということ。
ビジョンってのはゴール地点。いや、未来の通過点かも。

ミッションというのは、そこに運ぶ役割。
何を為せば、何と闘えば、何を解決すれば、そこに辿り着くのか。
課せられた、降りてきた、命とは何か。

船員は、個の積み上げで船を動かす?
協働し、共創する?

船におりてくるミッションを自身と同化するのが船長である。
キャプテンの役割。

それと同調するスタッフも居ていいが、皆がみんなそうではない。
だから、コラボレーションなのだと思う。

個としてそこに生きる事に有機的な意味を持たせる。
自分の何かと誰かの何かが結びついた瞬間、
1人では生まれなかったものや力が生み出される。

ぼくはそれもイノベーションと呼んだりするんじゃないかと思う。
リーダーシップって、場面ごとに発揮する人が違うんだと思う。
船員誰もがリーダーシップを持ってよい。発揮してよい。

そうそう。リーダーシップが引き起こすコラボレーション。




あれだけ、念仏のように唱えていたミッションはどこにいった?
ぼくはどこかに置き忘れたのか?
最近、何かがない、自分のコアがない、と急に不安に苛まれる。

自分の立ち位置をミッションでしか表現できないとしたら、
それは何て不安定でいて、尖る生き方なのだろうか。
そんなことないんだろうけど。

何書いているのかわかんなくなったけど、
魂を燃やそうってことですね。

2013/11/07

Yell(エール)

頑張る、は難しい。
自分が好きなことやワクワクすることに取り組んでいるとき
人は夢中になる。没頭している。
それを自分で「頑張っている」なんて自覚しないし、それは違う。

努力は夢中に勝てないという言葉を聞いたことがある。
モチベーションを引き出すとか、頑張るためにインセンティブをつくるとか
そう難しく、小賢しく考えなくても、実は単純なことかもしれない。

だから、「頑張れ」という言葉は時に残酷で、
「これはきついけど、その先に何かあるから耐えろ」
という意味合いで使われることもしばしば。

気合は大事だ。一定の努力や練習量、トライ&エラーは要る。
でも、それだけが本質かというとそうではない。
全てに共通する魔法の法則じゃない。

ただ単純に耐えただけ、苦しい時間を過ごしただけ。
それだけで何か付加価値が生まれる時代は終わっているし、
そこで何か良いことがあっても決して本質的ではない。

楽しむ。
没頭する。
打ち込む。
工夫する。

そんなに頑に張らなくても良いんじゃないか。
「がんばるひとの、がんばらない時間」という素敵なコピーがある。
張らないから、張れる。そのバランスは必要だと思うんですよね。

力の入れどころだと思えば、気を張っていく。テンションあげていくというか。
でも、それって一瞬であったり、短時間のもので
絶えず歯食いしばって堪えることは何か違う。

そう、がんばらなくてもよい。

ただそれでも頑張っていかなきゃいけない時。瞬間。場面。
そういうのもある。どうしよもない。頑張るって解決策しかない。
逃げたくなるけど、そういう時に耐え忍ぶような頑張る事しか出来ない。

そういう人を目の前にして、僕は頑張れと言いたい。
その言葉に責任が持てないとして、自分の血が流れる痛みのように
当事者に近づきたい。何の根拠がなくとも。
愚直に信じる。ただそれだけ。

結果の恐怖がどれだけあったとしても、
期待を裏切られるようなことがあったとしても
ただ頑張れると信じる。


何わけわかんねぇこと書いてんだって感じだけど、
頑張るっていうクソみたいな言葉しかないけど
声が枯れるまでエールは送り続けるってことなんす。

2013/09/24

小布施若者会議2013に参加しました



週末は長野県の小布施町にて行われた
小布施若者会議に参加してきました。

「地方の可能性を考える」という会議のテーマがあり、その中の
ビジネス分科会でファシリテーションをさせて頂きました。

三名の起業家に話を聞きつつ、共通点や経緯、想いについて
語って頂き、参加者の方と相互なやり取りが出来たかなと。

ハピキラの女子大生社長 正能さんが語るビジネス観は
大学生にとって、かなり刺激的だったと思います
(おじさん一同にとっても驚きでしたが・・・)
https://www.facebook.com/HapikiraFactory

地元カンパニーの児玉さんは、パッション溢れる語りのなかに
地元愛とノブレス・オブリージュがあり、
地元へ帰ろうか迷うビジネスマンの心に
熱すぎるエールを送っていました。起業しろ、借金しろ、雇用しろ。
https://www.facebook.com/jimotocompany

タウンキッチンの北池さんは関西弁で柔らかい雰囲気がありつつ、
あえて対比的に語るなど、若者会議のなかで
良い‘大人’の背中をみせて頂きました。
幼い頃の下町の原体験と今のビジネスが正に
点と点が線としてつながるような話でした。
https://www.facebook.com/townkitchen.TK

3名のプレゼン後のセッションは、
かなり濃くなったのではないかと思います笑

小手先のノウハウや理論ではなく、純粋な想いや覚悟、人間的な面、
地方の定義や具体的なお金の話も出て、私自身も刺激になりました。
というか、一番笑ってるのが僕だったけど、
リアクション芸人だからしょうがない。

二日目の午後で抜けましたが、小布施は素敵な町でした。
観光地として、ひとつの完成形に思える部分もあり、
さらに進化し続けるような部分もあり。
アットホームな観光地って、そんなにないと思うんです。
ハードもソフトもだと尚更。

まちが今に至っている歴史がまちに根付いていて、
そのストーリーが可視化されているように思えた。

良い場所には、良い人が集まる。
いや、人が集まるから良い場所になっていくかも。

地元、地域、地方、田舎、故郷、色んな言い方があるけれど
その土地に想いをもって仕事をする(つくる)ということが
これから働き方の価値観の1つとして生まれているように思う。

にしても、楽しかったなー



2013/08/18

ちょこちょことブログを再開したい件

4ヶ月以上も何も書いてなかったので、少しずつまた文章を書こうと思います。
3つの理由がありまして、1.思考の整理 2.思考の記録 3.情報の発信をしておきたいなと考えています。
TwitterやFacebookを常用していると、刹那的な思考やコミュニケーション重視の投稿が増え、まとまって文章にまとめる(≒体系化する)ということを放棄しがちになってしまいます。

仕事における文章は、目的があり、最短で伝える、要旨を抑えるなど「伝達」の優先順位が高い。それはある種わかりやすいし、鍛えやすいが、ある一定のレールにハマったロジカルシンキングに引っ張られやすいと感じています。
一方で、ブログやその他ソーシャルメディアには、そんなプライオリティがないわけですから自由に書ける。つぶやく。
ただ、そこには(思考やアイデアを)広げることや編集することが足りない場合が多い。
別に練って書いてもいいのですが、色々なつながりがある中で、誰を対象に何を書くのかなんて考えてしまうと、それはそれでソーシャルメディアの良さである気軽さを殺してしまうと思います。

そんなこんなで散文的ですが、ブログにまとまった文章を書こうと思いまして。
ああ、この決意は何回目だろうか。

さて、次の投稿に向けて、考えたいテーマを書いておこう。

1、ペルソナ(リードユーザー)を正しく捉えること(10人の顧客を実態把握する)
2、コミュニケーションをプランニングするが、その前にコンテクストを理解する
3、キャリアってなんなん?転職ってどうなん?
4、前期15回の講義を2コマやってみての振り返り
5、コラボレーションのコミュニケーション

ざっと思いついたことをメモ。
とりあえず、今日はもう寝ます。


2013/04/08

大学の非常勤講師になりました


誠に僭越ながら、2013年4月より鹿児島国際大学の非常勤講師となりました。
金曜日の2限目・3限目に「教養特講Ⅱ」「社会人の仕事術(旧名:ビジネス実務)」を担当させて頂きます。私のような若輩者が講義するのは非常に恐縮ですが、精一杯創意工夫・努力していく所存であります。様々な方のご支援のもと、この役を頂いております。引き続きご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。


ということで、恥ずかしながら担当する講義の概要を説明します。
シラバスがメインとなりますが、ご了承ください。

「教養特講Ⅱ」

■授業のテーマと概要
<テーマ> 「自分の考えをデザインする」
<概要>
一方的な説明だけではなく、学生が考えることを軸にしたグループワーク中心の授業です。
大学生活はもちろん、実社会に出ても役立つ発想法や考える力を身に付ける内容です。「成長したい」「意見を言えるようになりたい」「社会で役に立つ勉強がしたい」という学生は是非受講してください。
1.自分の意見を言えるようになる:「自分がどう思うか」「どう考えるか」をしっかり言葉にしてもらいます。
2.グループで答えをつくることに慣れる:1人1人がアイデアや意見を出し、チームで結論を創りあげることの楽しさを体感してもらいます。
3.社会の課題に取り組む:ゲスト講師を呼んで、実社会の課題をテーマにグループで解決策を考えていきます。枠にとらわれない自由な発想で、世の中のためになるアイデアを考えていきます。
講義が終わる頃には、自分の考えを表現し、それを的確に伝えるような“言葉のデザイン”ができるようになってもらいたいと思います。


<キーワード>
グループワーク、コミュニケーション能力、社会人基礎力、就業力、課題解決、経験学習、チームワーク、デザイン思考、クリティカルシンキング、ファシリテーション、プレゼンテーション、情報編集

■授業の到達目標
①ブレーンストーミングを行うことができる
②自分の思考や意見を順序立てて説明できる
③グループで目標に向かって協働できる

■授業計画
第1回     イントロダクション     
第2回    グループワーク①              アイデアのつくりかた
第3回     グループワーク②             アイデアの増やし方
第4回     グループワーク③             「考える」を考える
第5回     グループワーク④     意見を対立させる
第6回     グループワーク⑤     ファシリテーション
第7回     グループワーク⑥     企画を創る
第8回     グループワーク⑦     プロトタイピング
第9回     グループワーク⑧     プレゼンテーション
第10回     グループワーク⑨     課題発見
第11回     グループワーク⑩     課題解決
第12回     ゲスト講師①     
第13回     ゲスト講師②     
第14回     ゲスト講師③     
第15回     まとめ


■補足
教養特講は昨年も担当させて頂き、いわゆるヒューマンスキルを鍛えるような内容をやっておりました。しかし、幅広く取り扱いすぎたので、今年度はもう少し内容を絞ろうと考えています。
ブレスト→ディベート→ディスカッションとワーク内容を少しずつ変化させていき、「自分の意見を組み立てること」と「他者の意見と折り合いをつける」という論理思考ができるようになってもらえればと考えています。
ただ、論理思考を身につけようとする際、頭でっかちになってしまうため「考えてわかる部分」「やってみないと分からない部分」の違いを感じてもらうべく、昨年よりも行動志向で課題を出したいと思っています。あとはゲスト講師のアサインですが、まだ出来ていないのでご興味ある方いらっしゃいましたら、赤星までお声かけください。※ノーフィーにはなりますが・・・



「社会人の仕事術」

■授業のテーマと概要
<テーマ> 「21世紀を生きるスキル」
<概要>
この講義では、これからの時代に必要となる考え方やスキルを身につけてもらいます。
スマートフォンやタブレットの普及により、インターネットがより身近になり、ビジネス現場ではIT活用ができて当たり前となっています。それに伴い、氾濫する情報を読み解くリテラシー(読解力)も問われています。また、デザインの考え方が様々な状況で応用され、その意味が見直され始めました。
そんな時代を生き抜くために、「情報活用力」「企画力」「社会人としての基礎」という三部で講義を構成しました。情報活用力については、ITリテラシーを中心し、情報をどう収集・判断し、活かしていくかを学びます。企画力については、アイデアをまとめ、どう実現していくかを体験してもらいます。社会人としての基礎では、働く事をどういうことかを実感しながら、社会人としての意識を身につけます。グループワークを主体とした授業ですので、試行錯誤しながら仲間と成長してもらいます。社会人生活を送る上で活用できる“知恵”を皆さんと楽しく真剣に議論していきたいと思っています。

<キーワード>
コミュニケーション能力、社会人基礎力、就業力、ITリテラシー、デザイン思考、企画力、ビジネススキル、発想力、グループワーク、就職対策、文章力、分析、スケジュール管理、プレゼンテーション、デジタルコミュニケーション、WEBサービス、スマートフォン、デザイン

■授業の到達目標
1.社会人として必要な文章作成能力がある
2.業界や企業を分析して、評価できる
3.プレゼンテーション能力がある
4.タスクとスケジュールを管理できる
5.新しい知識を学ぶ意欲がある

■授業計画
第1回     イントロダクション     世の中の変化と求められる能力
第2回     新卒に求められるものと大学で学ぶべきこと
第3回     情報活用力     仕事で求められるコミュニケーションとは
第4回     情報活用力     ITを使いこなす
第5回     情報活用力     デザイン的な視点を持つ
第6回     情報活用力     リサーチが勝負を分ける
第7回     企画力     プランニング基礎
第8回     企画力      コミュニケーションとメディア
第9回     企画力      プレゼンテーションという演出
第10回     企画力     集団ではなくチームを組織する
第11回     社会人としての基礎     面接を逆視点から考える
第12回     社会人としての基礎     グループ・ダイナミクス
第13回     社会人としての基礎     プランニング実践
第14回     社会人としての基礎     思考を進化させる
第15回     社会に出るということ     学び続けるために
※受講生の状況によって、内容が前後する場合があります。

■補足
こちらは完全に新規の内容です。僕がNPOからIT業界に入った事もあり、ITの動向や技術の進歩、Webサービスといった表面的な部分からそのコアとなるITリテラシー、もっと言えばクリティカルシンキング(複眼思考・批判的思考)を鍛えてもらう講義になります。
3、4、5当たりはほぼ未着手なので、ちゃんと内容設計やって、資料用意しとかないと・・・
逆に10回以降は今本業で就職支援をやっていることもあり、それをベースにカスタマイズしていく感じかなと。8はゲストに来て頂きたいなぁと思ったり。
この講義は学生数が少なくても良いので、ガチでやりたいですね。3年生向けですし。教養特講もガチなんですが、1年生向けなので高校生を大学生に意識チェンジする・点火させる要素が強くなるんですよね。
あと計画なので、各授業ごとでだいぶ内容は変わっていくんですが、情報に対して読解・設計・表現ができないとイット革命レベルになるから、若い人はIT(情報技術)についてしっかり考えておこうぜ!というのが大筋です。クリエイターにならなくてもいいから、デジタルクリエイティブの入り口は抑えておこうという内容です。あとは普通に就職活動を突破できるように色々な裏側を話したいですね。

■まとめ
私自身、講義というものがアウトプットであり、場づくりであり、サービス開発みたいな側面も持っており、もちろん真摯に取り組むべきことなので、これからインプットも高めつつ、自分自身も考えを深化させ内省し、他者と対話して、アウトプットを作り上げていかねばと思っている次第であります。ハイ、がんばります。とはいえ、インタラクティブにやりたいなという思いもあるのですが、まずはアトラクトして、リアクションもらって、アクションもらわないとインタラクティブにならんとです。しかし、こんなお役を頂いておる訳で大変光栄かつ、恵まれた機会だと思いますし、責任も重大なので、若い才能を開花させるべくバリューを発揮したいと思います。ああ、やっぱり結論は頑張りますだ・・・

2013/03/24

デザインの傍で

最近○○デザイナーとの接点が増え、デザイナー及びデザイン的な考え方について色々思う事あり。デザイナーという職種は外から見ると同じように見えてしまうのだけど、実態はだいぶ異なる。グラフィック、Web、プロダクト、建築、パッケージ専門、UI・UXなどなどモレありダブりありな列挙ですが、みんな守備範囲が違うだけでなく生息環境がだいぶ違っていると思う。それらを見て、少し考えたことをまとめてみる。

グラフィックのヒト

まず、グラフィックとWebの人はまったく違う。グラフィックの人はフライヤー、ポスター、パッケージ、本、パンフレットなどをデザインしているわけだが、これらの特徴として「静的」で「一度に全面」で「印刷もの」である。例えば、パンフレットは動かないし、一度配ったものは更新できないし、デジタルでの色と印刷の色が異なったりする。もちろん、読み手の色覚もあるけど、たいていの場合印刷した色が認識してもらえる色だし、自分が選んだフォントが相手が読むフォントなのである。実は、ユーザーの体験は規則的なのである。だから、グラフィックの分野はレイアウトや文字組のようなものが進化しているのだろう。まぁ、歴史的な要素の方が強いかな。

Webのヒト

一方で、Webは「動的」で「一度にハードウエアサイズ」で「モニターの発色」である。
ユーザーがどんな状況でどんな通信速度でどんなデバイス(ハードウエア)を使っていつ見るかが非常に多様で幅が広い。デザイナー側が規定しにくく、ハードの進化に合わせてルールが変わっていく。だから、何かの部分で深まるというより、移り変わりが激しくトレンドといいつつも寿命が短い。Webのなかでも最近はUIデザイナーやUXデザイナーといった職種が生まれていたり、UI・UXが分かる人が欲しいという話がある。これらはWebのデザインが「かっこいい」とか「おしゃれ」とかの表面ではなく、人間工学的に使いやすく気持ちのよいデザインを求めるべきだというデザインの原点に戻ってきたのだと思う。そういう意味では、Webはグラフィックから学ぶことが沢山あるだろう。

軸のハナシ

また、縦・横という軸はグラフィックもWebもある程度同じだが、時間軸を加えて見ると非常に面白い。本のような紙ものは読み手に時間の支配権がある。読み手は好きなタイミングで読み進めてよい。早かろうと遅かろうと。しかし、Webにはボタンを押してそのプログラムが作動し、次のデータを引き出して画面に表示するまでにタイムラグが存在する。クリックすることの支配権は読み手にあるが、表示については作り手がコントロールしている。通信速度が遅い環境でも、適切なスピードで表示するために情報量を絞り、的確な表示を行う。実は縦・横・時間の3Dデザインなのである。つまり、画面のレイアウトをブラッシュアップするよりも、表示を2倍速くした方がユーザーにとっては快適かもしれない。UIという視野で考えると、どう画面設計をして遷移をどうするか?という話になるが、UXの視点で考えるとそもそも画面を省いてユーザーの快適性を追求するという発想が生まれる。

そう考えると、そりゃUX大事だわ。となりますよね。
ぼくはワークショップについて学んだり考えたりするときに、UXを学んでいた。というのも、ユーザー・エクスペリエンス・ジャーニー・マップみたいなユーザーとのコンタクト・ポイントの全体像及びコミュニケーション設計は場の設計とほぼ同義であるから。
顧客に対して、どんな体験価値を提供するかということを考える際は、上記ジャーニーマップはとても有効なツールだと思う。ググって見ると、スタバやレゴのジャーニーマップが出て来ると思うが非常にわかりやすく「なるほど!」と感じる。

建築のヒト

グラフィックとWebの対比を見ていったのだけど、僕は建築系のデザインも非常に気になっている。彼彼女らの発想は非常に構造的でロジカルでありながらも、ヒトが生活をする、生活の一部として過ごす空間をデザインしており、感性と論理の融合が凄まじい。
ランドスケープデザインのように景観をデザインするのも、空間の活用という意味では素晴らしい視点。空間というのは実際には無なのだけど、周りに何かがあることでその無が活きる。白地をどう残すか、遊びをどこまで残すか、と非常に面白い。む、この遊びを残すってどこかで話してたなぁ。

またあんまりお話したことはないけどパッケージのデザインもちょっと特殊で面白い。Webにしろチラシにしろ、商品やサービスを伝えるツールなのでコンテンツのことをうまく伝えていく必要がある。商品購入やサービス利用の最後であるパッケージは、「これを手に取りたくなるか」「買って使いたくなるか」「買って家においておきたいか」など購入の一歩手前で最後の一押しのデザインである。パッケージが変わったら売上が倍になりました!ってのはあって当然だと思う。「良い」だけじゃ何も伝わらないから、言葉なり絵なりで表現をしなきゃいけないんだよね。そう考えると、パッケージはユーザーの心理状況に合うことが第一になる。

実際の縦・横・奥行きみたいな3Dがあって、ユーザーとの関わり合いのなかで時間軸や心理軸が存在する。デザイン連呼しまっくているけど、この視点はいるよね。普通の人ももっておかないとだよね。と思い、この思いつきをしめたいと思います。

2013/03/22

sakura2013

一眼レフを買ったので写真を撮り始めた。
むつかしい・・・








新卒というカード、大学というモラトリアム

新卒に求められているものとか、大学で学ぶべきこととかを考えているのだが、まとまらない。というか、上記を大学生に伝えるといっても、大学生にも色んなタイプがあるわけでそりゃまとまらないのはしょうがないかと思って変に安心している。

もちろん、僕が伝えられることもそんなに多くはないので、聴いてもらえるターゲットの属性と伝えられるコンテンツの接点を探っていくとそんなに多くはないだろう。さて、考えながら書いてみるとするか。


1.新卒と中途の違い

スポーツで例えると、未経験者の新人と既に慣れている経験者の違いみたいなものである。力(成果)だけを考えると、中途を取った方が良い。しかし、中途は前職までの仕事のやり方や前の職場での文化が染み付いており、それが適合しない場合は、パフォーマンスが下がる。新卒で入れて、幹部候補として育てていきたいのは、ビジョン・組織文化の適合性が高い人材をポストにつけておきたいという考えが根底にある。
あとはコスト(人件費)だが、新卒の方が圧倒的に安いし、中途は前職での給与を考慮したりと考える項目が増える。また、大卒の新卒はまわりが同じような背景なので理解していないと思うが、世の中には中卒も高卒もドロップアウトもいる。いろんな学歴の人がいるわけです。労働マーケットには、そういった様々な背景を持った人が混在している。
そう考えると、どんなに馬鹿な大学生でも高卒より“上に見える”んですね。
注意点としてそう見えるだけであって、中卒だろうが高卒だろうがちゃんとしている人はちゃんとしているし、凄い人は凄いという事実。
ただ、履歴書にはその部分は表示されないので、大卒は有利なんです。学歴が必ずしも学習歴を表すわけではないのですが、文章にはおおよそ学習歴が語彙や表現という形で現れます。履歴書やエントリーシートでのスクリーニングって、やっぱり合理性があると思います。

エントリーシートの書き方などは去年書いてました。
大学生向けですが。

五月雨的に書きましたが、大学新卒で就職する際はもう少し俯瞰的に考え、「大卒新卒」のポジショニングを考えてもいいと思います。自分がどこにプロットされるかで、取るべき戦略や戦術は変わってきますし。



2.大学で学ぶべきこと

バシッと言いたいところですが、例のごとく正解はないです。最近読んだ記事で、ハーバードやMITは学部教育でリベラルアーツに力を入れているというのを読みましたが、これには納得しました。
僕は商学部で論文も書いておらず、単位も体系的に取っていません。じゃあ何をやっていたかというと、所属していた勉強会サークルで経営やらマーケやら政策やらをテーマにゼミ形式の勉強会やビジネスプランをつくってフォーラムを開催したりしていました。自分たちが学びたいこと、興味があることを深めることをやっていました。
例えば、政策なんて学校で教えてもらっているわけではないので、ひたすら本を読んだりググったり、人の話を聞きにいったりするんですね。そんなことをしていると勝手に学習する習性や、得た情報を伝えるために体系化する感覚が身に付きます。政策立案やビジネスプランは内容がしょぼかろうと、一つのアウトプットをつくるという意味では非常に為になりました。ワンメッセージワンスライドではないけど、喋るにしろ書くにしろストーリーやメッセージが大事なので、一つに括るという思考がいるのです。
僕はこういう経験を通して学習していたので、これが大学で出来ればいいなぁと思っていました笑

話をもとに戻すと、何かの情報を仕入れ、そこに思考を重ね、アウトプットを出すという経験は学生時代だからこそできることだと思います。なので、専門的な分野でもいいけど、必要な教養をテーマにするのは正解だと思う。歴史であったり、哲学であったり、普遍的な学問は普遍的な理由があるはず。凄い経営者が歴史に詳しかったり、囲碁や将棋が得意であったりすることもこういった意味がある。

実は、何を学ぶかは一番重要ではないのかもしれない。


3.じゃあ何をすべき?

働くことを体験するためにインターンにいくのもいいし、起業したりするのもいいかもしれないけど、大半の人はそんな感じではないので、今いる環境で創意工夫をしたり、ちょっとした不満を解決したり、好きなことを好きなだけ学ぶというのが大切なように思う。当たり障りのない結論だけど、ふわふわしてたり、ダラダラしてたり、なんとなーくの人がけっこう多い。別にフル稼働で頑張れ!なんて言わないのだけど、ある意味学生から学業奪ったらニートみたいなものなので、制限なく時間を使えるって凄いと思いますよ。
働くって、起業家であろうとサラリーマンであろうと、時間を使うわけです。
得られるお金によってお金の自由度は変わるけど、みんな時間は使い放題じゃなくなるわけです。投資できるものとして、お金をイメージしがちだけど、増減がなく変化しないのは時間なんだよね。じゃあ、みんな等しく与えられている24時間を何にどういう使い方をして、どんなリターンを得るかって考えどころのはず。
で、何をするかは人それぞれなので共通解はないけど、プロセスの密度についてはあげていこうぜ!と思います。

そうだよね。こういう感じの結論になっちゃうよね。



2013/03/09

音を楽しむことを教えてくれるotto & orabu




otto & orabu
これを音楽というのだろうか。
音楽であれば、何のジャンルなのか。
そう区分けすることに意味を感じなくなる “ひとつのアート”


1人ひとりが奏でる不揃いな音が全体としてひとつになる瞬間。
その場にいないとわからない感動がある。

それは圧倒的な芸術を目撃したような気持ちにも似ているが、
それよりもっと純粋で、もっと主観的で刹那的なもの。
自分が気に入った音をまっすぐに楽しんでいる結果として、そこに凄みが生まれる。

誰かのためではなく、自分が楽しむ事を突き詰めた結果なのかもしれない。
そう考えてしまうことが雑念とすら思える純粋で潔い音を楽しむ場、時間。


「ほら、おいでよ」
「こっちはこんなにたのしいよ」
と言わんばかりに。



今宵も素晴らしい時間でした。
ありがとう、otto & orabu.



こちらは昨年のグッドネイバーズジャンボリーでのLIVE


2013/03/04

マッチングとは何ですかね

いや、別に否定するわけではないんですが、正直どういう具体策があるんだろうと思いまして。
マッチングって言葉の具体的なアクションとして。
プラットフォームという言葉も似たように使われるんですが、
本来プラットフォームとは
「電車・列車への乗客の乗り降り、貨物の積み下ろしのため、線路に沿って築いた駅の施設」という意味であり
ITにおいては、ハードやソフトの基盤となるものを指すわけです。
つまり、何らかのツールやモノの流れの中心にある土台的なもの、と言えると思います。

企業と学生をマッチングとか、クリエイターと企業のプラットフォームにとか
大枠のコンセプトとしてはまったく否定するものではなく、賛成だと皆思うのですが
「それって実は超泥臭いぜ」と思わざるを得ない。

マッチングをしたい場合は、お互いに良く知らないAとBを何らかの接点で結びつけるということが想定されます。
ということは、マッチングする人はAとBについてよく知らないといけない。超当たり前ですけど。
簡単に言えば、仲人みたいなもんでしょう。ルイーダの酒場的なものかもしれません。
これが、A属性100人とB属性100人になると、単純によく知っているだけでは通用しないでしょう。
何か基軸を持って、志向や趣向を設定しないと、一人一人照会していったら時間を無限に消費します。

よし!そうだ!データベースをつくろう!
となるわけです。


マッチングをするためには
1.異なる2つ以上の属性を
2.ある一定数以上集め
3.ある基準に基づき
4.並べられる
という条件が必要そうです。

場とかWebとかはツールに過ぎない。
でさ、マッチングが必要!と言って、皆が「そうだそうだ」って言ってるとして
『なんで、そのしくみが今ないのか?』
と一拍おいて考えた方が良いと思う。

あとは、先ほど上げた4条件を満たしているのに
そこまでマッチングにつながらないものもあるのです。

大手ナビサイトとかね。

一方で、日本仕事百貨とか東京R不動産みたいな
別の切り口でマッチングをつくっているサイトもあるわけです。
切り口とは、買い手のニーズをとらえた基準/志向のこと。
マッチングは結局のところ、売買なんですよね。
スキルを売る人、労働契約を結ぶ人、などなど。
そういう意味では対等ではないことも多い。フェアではあるべきだけど、パワー関係はできちゃう。
そこをオフバランスさせるのが、マッチングする人やプラットフォームなんじゃないかなー。
安心感というか、信用というか、守られている場というか。

と久しぶりに雑感を走り書き。

2013/01/26

世の中の流れ:スタートアップとデジタル

明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。
って、もう2月ですね。
今年は定期的に文章を書いていきたいところです。
アウトプットを地味に積み重ねる。
うん。最も苦手とするコツコツ系なので、三日坊主が予測されます。

という訳で本日のテーマは
・世の中はどう変わっているのか。
・また、そこでどんな力が求められるようになっているか。
と漠然としたことを考えてみます。

僕は高校生や大学生の前にたって、
社会人基礎力のようなものを教える、
否、身につけてもらう授業をしていました。

それには、正解などありません。
言ってしまえば、“僕”が思う社会人基礎力です。
それは、難しいと同時に、大きな責任があります。
僕が伝えられることは、考え続ける事や行動し続ける事、学び続ける事など
終わりがない世の中だと感じてもらうことだけでした。
僕にその言葉を体現しないと、ウソつきになってしまいます。
そんな意味でも、僕は考え続けたいと思っているテーマなのです。


そもそも求められる能力なんて、一般解を求めれば、
聞こえの良い抽象的な言葉が多くなってしまいます。
もちろん、優れた言葉を持つ人もいます。
しかし、その本質的な言葉は多くの背景や思考跡がなければ、
受け手にとって、希薄なものになってしまうこともしばしばです。

なので、まずは背景的な部分や見えにくい流れをちょっと考えていこうと思います。


世の中、それは何でどう変わっているか
世の中、社会、国家、実は非常にぼやけたもので、実態があるようでないようで
とらえどころのない言葉、概念です。

働くという文脈で言えば、
自分が生活する身の回り全ては誰かの仕事によって成り立っています。

今、この文を読むために使っているパソコン、スマートフォン、携帯電話、タブレット。
それはどこかで誰かが考え、どこかで誰かが作り、どこかからそこへ誰かが運び、今そこにあります。
部屋の電球、棚、マフラー、コート、食器、靴、扉、ドアノブ。
構築された世界の裏側には仕事が存在します。

仕事とは、誰かにとって意味や価値があることです。
それをビジネスと言えば、その意味や価値が換金されるものと言えます。
例えば、道路を舗装することはそこを通る人にとって、意味があることですが
それを直接負担しろと言われても困ります。
なので、税金をとって、それを再分配しているわけですね。
いやぁ、国って仕組みは凄い。


過度なビジネス信者は、物事を換金可能性でしか見れません。
確かに飯を食うためにお金は必要だし、誰かがお金を払う≒価値あることだと言えます。
しかし、世には、お金では測れない価値や、換金できない意味があります。
それは理想論や綺麗事ではなく、事実です。
それに、ただ儲かるだけで、仕事に矜持を持てますか。

逆に行き過ぎた平和主義者、反ビジネス論者、反資本主義者は
ビジネスの可能性を根拠乏しいままに真っ向から否定します。
こういった方々は聞こえが良い言葉が大好きで、平穏志向なはずですが
なぜか原理主義に陥り、自分たち以外を排除しようとします。
そして、貨幣を否定したりする癖に、お金をもらう仕事をやり
普通にご飯を食べていたりします。別に自給自足したりしません。
あとアフィリエイトとかしたりしますね。
矛盾を抱えているフラストレーションが外に向いているのかもしれません。


ちょっと批判っぽくなってしまいましたが、
バランス感覚を持とうという結論でここは閉めます。

若者におっさんは、「世の中そんなに甘くないぞ」と言ったりしますが
世の中は思っている以上に厳しい部分と、思っている以上に甘い部分が混在しています。
甘い汁を啜りたい放題な方々がいらっしゃるのも事実。
そこを目指したくないし、目指してもらいたくはないですね(誰にや・・・

さて、ここら辺からもうちょっと具体的に書いてみます。

1.スタートアップ(起業)は流行っているの?

twitterやFacebookが普及した頃からでしょうか。
ソーシャルゲームが流行り始めた頃からでしょうか。
スマートフォンやアプリが当たり前のものになりつつあるからでしょうか。

なぜかベンチャーがスタートアップとリニューアルして流行っているとのことです。
しかし、実際はアプリやソーシャルサービスにチャレンジしたけど、
マネタイズが・・・・

というか、まぁマネタイズって何。
今まではサービスやプロダクトを提供し、その対価としてお金をもらうWebビジネスや
PVを集め広告モデルで稼ぐWebメディアなどがメインでした。
しかし、フリーミアムの考え方が普及してきた頃から、Webサービスのコストダウンもあり「無料で使えるユーザーをたくさんつかまえて、一部にお金を払ってもらう」というモデルがちょこちょこと増えてきました。
とは言っても、このモデルは無料ユーザーはかなりの規模で囲い込んだり、有料への導線をしっかり設計しなければ、実は難しいモデルです。

そこをよく考えずに、「このアプリいけんじゃね」的なアイデアと突破力的なものに
シードアクセラレーターという少額出資ファンドがお金を出すわけです。

このアクセラレーターの方がブームなんじゃないか?というほど増えています。
Web関連でそれなりに儲けた会社が投資部門を独立させたり、
大企業が自社で新規事業を育てるよりも子会社としてアクセラレーターをつくり
文字通りシード(種)を発掘したり。

そういう意味では、起業のハードルは下がっていると言われています。
しかし、エンジニアというものづくり人材を起点とするので、
デザイナーやビジネス開発ができる人間という組み合わせが重要だと言われたり、言われなかったり。肝はサービスのアイディアよりも、チームビルディングなのかもしれません。

まぁ、ググったらわかることなんですが、閉じるサービスやアプリの多いこと多いこと。
こういったWeb業界の「とりあえずリリースして、フィードバックがあれば直す」的な誤ったリーンスタートアップ的な考えは、よく炎上につながります。
簡単に言うと、軽いノリなのです。しかし、それはしょうがない。
取り組んでいる部分が、「なければならない」ものではなく「あったらいいかも」の種類だからです。
なので、非WebとWebの叩き合い、炎上というのは一昔前に流行ったバカの壁ってことです。


最近は、正しくリーンを読み、それなりのクオリティを持ったプロダクトを出す、であったり、マネタイズを意識して事業をスタートするという傾向にあるようです。
当たり前と言えば、当たり前なのかもしれませんが。

逆に、マネタイズをせず、ユーザーをそれなりに多く集めて、大きな会社に買ってもらうというエグジットもあるようです。
インスタグラムがFacebookに買収されたり、日本でもソーシャルゲームやマッチングサービスが大きめの会社に買われたりしていますね。
それも価値の換金なので、ビジネス的にはアリなんだと思います。

そんなこんなで、スマートフォンやタブレットの普及はまだまだこれからなので、
この分野のスタートアップはまだまだ続くと思われます。
特にiOS VS Androidに非常に注目が集まるところ。
タブレットの様子を見ていると、この分野でAndroidが巻き返し、プラットフォーマーとして
より確固たる地位を築くのかもしれません。うーん、ネクサス7欲しい。

現状もそうですが、アプリの開発やスマーフォンでのサイトデザインにおいて
人材は不足しています。
数値的な根拠は引っ張ってきていないのですが、ざっくり求人を調べても分かるかと思います。
英語よりも、プログラミングを学ぶべき時代です。
とは言いつつも、プログラミングは英語なので、結果的にやっぱり英語も必要ですね。


という訳で、Webやデジタルに話をシフトします。

2.Web、インターネットは何を変える?

まず、EC。もはやネットのスーパーも出てきているし、
コンビニよりもコンビニエンスになりつつあるEコマース。
スマートフォンで出店作業ができるサービスもいくつか登場し、
その課金も格安である。
どのプラットフォームを使うかもあるが、誰でもネットショップを持つ事ができる時代なので、リアル店舗でやる人はリアル店舗の価値を存分に引き出すことが求められる。
特にただ安いだけだと、それはネットに置き換わる可能性が高い。
単純に店舗より倉庫の方がコストが低いし、人件費も低くなるし、
商圏がまったく異なるから。もちろん、競合も多いけどね。

また、携帯やスマホでも高画質な画像が撮影でき、ちょっとした加工ができたり
気軽に転送できたりすると、デジカメは存在理由をなくしてしまう。
プリントカメラからデジカメに起きたシフトは、異業種の競争でまた変化しつつある。
そんな中、一眼レフが少しブームであったり、デジカメにWi-Fi機能をつけたものが出たりしている。

違う視点を言えば、ソーシャルメディアでの炎上騒動がとても増えた。
これは飲酒コメントや軽犯罪自白的な“友達と飲みながら話す”レベルを公に発信してしまうことが原因のほとんど。
ITリテラシーや情報リテラシーと言ってもいいのだが、Webの適切な感覚、自分の知らない部分への想像性が欠如している。
もはや、情報の取り扱いやWebのお作法は義務教育に組み込むべきところまで来ているのではないか。
しかし、そもそも先生がこういったリテラシーについて理解していないため、現場には期待してはいけないのが事実である。
学校では、いまだに一太郎が使われていたりする。懐かし過ぎて、思い出すのに10秒かかる。

リテラシーの差は広がっているが、それ自体が経験知であり、暗黙知であるため、
伝達しにくい領域なのかもしれません。

ECからの流れで、炎上の話になりましたが、電気自動車の開発はWebと関係が強くなりそうです。
smart tvやsmart carのコンセプトは、Web技術を活用した利便性の刷新がポイントだと感じています。
例えば、smart carであれば、利用者の顔を認識し、エンジンを入れるとクラウド連携し、目的地へ誘導してくれたり。
Webで培われた技術が自動車をより自動にしていく可能性が高いのです。
テスラに乗っている人のブログなどを読むと、その凄さがひしひしと伝わってきます。
また、カーシェアリングでも、iPhoneアプリで鍵機能を果たし、予約が簡単にできるようなサービスもあります。
あげていけば、サービスは細かい説明になったり、これから論は半分妄想になるのですが、決定的な違いとして
今までは「Web的なものが使えると便利」だったのが
これからは「Web的なものが使えないと圧倒的に不便」な時代になっていくということです。
しかし、タンジブルビット(触れる情報)も進んでおり、
キネクトやleap motionにそういった技術コンセプトが生きていると思います。
AppleのUIでもわかるように、説明がなくてもわかるデザインやテクノロジーが求められています。
この領域では、人類文化学、人間工学、感性学、社会学、生物学、など様々な視点から、
使いやすいことを科学し、検証し、実現するデザイナーが必要となっていくと思います。

で、この流れでソーシャルビジネス、インクルーシブなビジネスについて考えたかったけど
続きは次回ということで。

書きながら、カールスバーグ飲んでたら、うますぎて 買ってしまった。。。

 

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