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2012/12/03

棚にストーリーがあり、店にコンセプトがあるKUBRICKというリアル本屋の在り方 The select shop of Books and Stories



リアル本屋と本について

KUBRICKが好きだ。

ネットで気軽に綺麗な本が素早く買えるようになったり

オンラインメディアでも読み応えのある文章が増えたり
電子書籍プラットフォームが立ち上がろうとしていたり
リアルな本屋は実際追いつめられているんじゃないかと感じてる。
九州中を放浪した時に、本屋が田舎にあまりにも少ないことにショックを受けた記憶もある。
それでも、いや、だからこそKUBRICKは存在感がある。


ぼくは本が好きだ。それ以上に本屋が好きだ。

しかし、図書館もかなり好きなので、
きっと本に囲まれた空間が好きなんだと思う。
小さな頃から、大量の図鑑を図書館で借りて親を困らせていた。
好奇心の赴くままに、知ることを好んだ。
好き勝手に読ませてくれた環境には感謝している。
これは割と大事なことで、小さな子どもが「ダメ」という言葉にビクビクしている様子を見ると、
この親は子どもの可能性に随分と強いブレーキをかけているなぁと思う。
好奇心はつくったり、できたりするものではなく、もとからある外部への関心欲が育った結果である。
それを奪うのは、ダメ、危ないという数文字の言葉である。
奪うのは簡単だが、取り戻すには時間がかかる。
言葉は難しい。


本に囲まれた空間を一つ抽象的にすると、“知らない情報に溢れている場所”と表現できる。

そう考えると、とてもエキサイティングに思えてくる。
僕は知らない情報を知ることが単純に楽しい。
本屋は、「僕が無知であること」を可視化してくれる。
君はまだこんなに知らないぞ、と。

これからインターネットはまだまだ進化するだろうし、
新しい技術も生まれていくだろう。
それでも、触れることができる情報媒体として本はまだ生き残っていると思う。
もちろん、本の役割はそれだけでない。
例えば、インテリアとしての本もあるだろう。
本棚を見れば、その人の興味関心が分かる。
これは家具以上にパーソナリティを表すインテリアだと思う。

話が本に行き過ぎてしまった。

本と情報について、考えていることは一杯あるので
それはいずれまとめたい。
先日「MEDIA MAKERS」を読み、とても良い刺激を受けたこともあって。




情報を、本を紡いでいく

KUBRICKは何が良いのか。

本というのは、章やコーナーという形式で情報が区切られている。
雑誌であれば、編集長のコラムがあったり、今号の特集があったり、
1ページ〜数ページで情報がまとまっている。
単行本であれば、章ごとに大きく内容が分かれており、章をつなげて
最終的に一つのメッセージになっている。
章やコーナーをサラダやメインデッシュとするならば、
本は一つのフルコースだと言える。

さて、このフルコースは本屋でどうやって並べているだろうか。
多くは、同じカテゴリーで並べられている。
マンガはマンガで並んでいるし、歴史の本は歴史の棚にある。
まぁ、普通に考えると、この分類が楽だし、当たり前な感じもする。
しかし、ユーザーはそう思っていない。

歴史を題材にしたマンガはどこに並べるのか?
歴史的名所を特集した旅行雑誌は温泉本の隣に置いていいのか?
記号的なカテゴライズは無機質な棚をつくっていく。

田舎の駅前の本屋には、週刊誌とマンガと教科書が置いてある。
それが売れるからである。
残念ながら、そこには好奇心に答えてくれる知恵は置いていないし、
その本屋でしかないコンセプトなど微塵もない。
商店として、商いをやっているのだ。
だから、生き物ではない本はただ無機質に並んでいるだけである。
その現実を考えていくと、あることが見えて来る。

KUBRICKの良さは、有機性と規模感である。
本や雑誌が適切な量、良いつながりで並んでおり、
それが店舗としてのコンセプトを感じさせてくれる。

「ここで買いたい」と思わせる何かがある。
それは本の並びにストーリーがあり、そのストーリーを追っていくと
欲しかった新しい本に出会える。
その体験が「ここに行きたい、ここに行けば」というリアル店舗の価値につながっている。
amazonのアルゴリズムだけではないレコメンドがそこにある。

福岡のけやき通りと箱崎にお店があります。
箱崎の方はカフェも併設されています。
行った事がない方はぜひ行ってみて、世界観を感じてみてください。
http://www.bookskubrick.jp/

2010/06/23

【Bookmemo】特別講義 コンサルタントの整理術

飽きっぽい性格なのに、メモ二冊目。
三谷宏治さんの新刊。





















特別講義 コンサルタントの整理術



■仕事が「渋滞」しないために
火事場の馬鹿力は勘違い。
締め切りギリギリの努力は充実感があっても、生産性にはつながっていない。
渋滞すると、車が流れる総量は半分以下に落ちる。

■仕事を渋滞させない
・ 分ける
高速道路に乗せるべき車(仕事)と、そうでない車を分ける。こだわるものと、こだわらないものも。
・ 減らす
そもそも車(仕事)自体を減らす。
・ 早めにやる
渋滞に巻き込まれないように、早めにスタートする
・ 習慣にする
これらを習慣化して自動的に行う

※英Matalanの調査(対象:16~60歳の女性2419人)
女性は一生の間に、平均287日分の時間を「着る服を悩む」ことに費やしている。
【参考】:http://www.matalan.co.uk/

■早めにやる
・気分に合わせて仕事をする
→生産性があがる
・無理そうなものを把握する。
→スタックが無くなる
・答えのカケラを納得いくまで探す
→後工程が楽になる
・1日の余裕を持つ
→保険をつくる

■想定外のときの「決め方」を決める
「迷ったらどうするか」を決める
・「最初の感覚」を信じる
・「より分からない方」へ進む
・「素人の意見」に従う
・「一段上がって大局的に正しいこと」を言う

■モノの総量を減らすとは?
・増やさない→値上げして流入を限定
・減らす→動ける車を絞る
・まとめる→バス化する

■生まれた時間を仕事に再投資する
「一番大事な仕事」を決めて、そこにすべての(貴重な)余剰時間を振り向ける。
「みんなに聞く」と「よりわかりやすい資料作り」

■気分に合わせて仕事をする
頭が回るとき → クリエイティブワーク
回るが重いとき → 力仕事
回らないとき → 軽作業

■スケジュールに余裕を持つ
最初に頑張って保険をつくる。
→初日に倍こなして、その後は普通のペースに。

■見えなかったら、「作って」みる
・文字を絵にする
・写真にする
・試作品を作る
「答え」というのは面白いもので、一から作るのは難しいが、
できたものを見ればすぐにそれと分かる(もしくはダメと分かる)
自分では名画を描けなくとも、名画を見れば感動するのと同じ。

■おわりに
いつも二人の自分がいる。
一人はブレーキ(自制)、一人はアクセル(自由) (保守的と革新的)
実は、もう一人、少し斜め上から見ている自分もいる。(客観的)


【まとめ的な…】
渋滞の仕組みをもっと知りたいと思った。
シゴトの渋滞、解消します! 結果がついてくる絶対法則
を読もうっと。
読みやすく、わかりやすかった。
自分の習慣に落とし込んで、整流していきたい。














特別講義 コンサルタントの整理術

2010/06/17

【Bookmemo】「自分ごと」だと人は動く

自分のアウトプットのため、ブックメモをブログに書いていきます。
基本的に続かない性格なので、今後に期待しないでください。




















「自分ごと」だと人は動く

■世帯の変化
単独世帯(一人暮らし)が標準世帯(夫婦+子)を上回っている
さらに、その内訳は50代以上と若者たち。
一人暮らしは大きく二つ
もう世帯でコミュニケーション戦略はたてられない。

■網衆(もうしゅう)
大衆が分衆へ、分衆から網衆へ。
人が結び目になる。

■時間軸
紳助竜助の漫才は長い。5~8分。
今はひとつのネタが2~3分。
紳竜の研究では、2分と言い切っている。
テレビでコメントを求められた場合、「20秒」
【参考】:紳竜の研究 [DVD]

※マスメディアは高水位 > 生活者は低水位 の時代は一方的な情報提供。

■1980年 アルビン・トフラーは「第三の波」にて、
消費者と生産者が融合する「プロシューマー」の存在を予想。
⇒読んだことないので、読みたい→第三の波 (中公文庫 M 178-3)


■to C からwith Cへ















■プロフィールの変化
「まとまった自己紹介」から「自分についてのキーワード集」へ。
「自分は○○な人です!」と一言で言い表せるキャッチフレーズ的な全体感ではなく、
断片的でも誰かの興味関心を引く、“引っかかる”ポイントが見つかる仕組み
⇒若い世代がつかう「絡む」という表現もこのマインドから派生か?
【参考】:前略プロフィール

■レッテルからタグへ。
人間をタグの集合と捉える。
「何枚でも貼れる性格を持つ札=目印」

■個人の価値観を反映した一貫性をもつライフスタイルやターゲットプロファイル(利用者像)は、マーケティング戦略を考えていく時の基本。
しかし、断片化によって、その前提が変わりつつある。
ライフスタイルよりも、強い関心や興味を持った事柄の一つひとつに深く関与していく方が大事に。

■情報のシェアについて















技1、消極的なシェア→『おく』
導線にそっとおいておく。蟻の行列や池の鯉の動きをイメージ。

●普段に使える技:相手に負担をかけない提案の方法
・相手に判断させない
・選択肢として「スルー」を用意する

技2、結びつくシェア→『コラボする』
”タグ”で結びつく
・何かを持ちより行動自体を作り上げる

例:教えてサイト
【参考】:Yahoo!知恵袋
【参考】:教えて!goo

■「届く」と「受け取る」の違い
まったく次元の違うコミュニケーション。情報は届くが、受け取られない。
受け取らない技”スルー”
⇒琴線に触れるツボを探すべし

■データ
ブログで一番使れている言語は日本語。
1300万を超えるブロガーがいる。
ミクシィの加入者は1741万人(2009年6月時点)
※3日以内にアクセスするアクティブユーザーは51%
⇒意外と自己主張したい人種なのか?

■広告が果たす役割
「カタログスペックだけで言い表せない意味」をシンプルかつロジカルに抽出すること。
商品と消費者の間に築かれる新しい”関係”をきちんと定義すること。
「関係の定義」が的を射ており、かつ正しく表記されていれば、生活者から「それ欲しい!」の反応が返ってくる。
⇒ストプラの人とかそんなイメージ。

・お茶の間は効率よくメッセージを届けられる場所だった。
⇒wiiは新しい茶の間

・関係をつくるためには、形容詞的なメッセージよりも、動詞的なメッセージのほうがベター
・あえて突っ込みどころをつくる。誰も違和感がないとスルーされる。
・「突っ込み」とは参加である。
⇒ニコニコ動画はまさにこの例。

■共感がつながるのが、エンゲージメント・テーマ
結び目のこと。
・promise(プロミス)の語源は、「前に差し出されたもの」と、一方的な約束
・engagement(エンゲージメント)の語源は、「en=in」+「gage」で「かごの中に入れる、入る」
⇒広告マンはよく語源に立ち返る。

■ケース
★手を洗うことを自分ごとに。キレイキレイ
http://kireikirei.lion.co.jp/
★生活者に「おいしい?おいしくない?」を聞いた”やさいしぼり”
http://oshiete.goo.ne.jp/
★まちが「自分ごと」になる”シブヤ大学”
http://www.shibuya-univ.net/
★博報堂DYグループ エンゲージメント研究会
http://engagement-ring.jp/


【まとめ的な・・・】
情報の変化は行動を変化させた。特に、コミュニケーションの部分に関して。
社会のこと、他人事、これらをいかにして、自分のこととして感じ、考えさせられるか。
そのために、「考え方」と「接し方」を変えるのが、『自分ごと』で人を動かすコツかもしれない。

2010/06/13

経済とビジネスのわかりやすい本

ツイッターで「書評をかく!」とか言ったけど、それはまた今度で。

その代わり、最近、理系の弟が社会常識がなさすぎると知ったので、

勝手に買って送りつけた本を紹介。

【経済】 最新の経済と政治のニュースが世界一わかる本!


【ビジネス】 ビジネスモデルを見える化する ピクト図解


こっちもわかりやすいです。



とにかくわかりすいので、立ち読みしてみると良いと思います。

商学部や経済・経営学部以外の学部生で、
「ビジネスに興味あるけど、どういう風に勉強したらいいかわからない・どの本読めばいいかわからない」って方にはベストだと思います。

ランサー