今週末、参加するセミナーですが、まだ空きがあるかもしれません。
福岡大学商学部・マザーハウス 共催
福岡大学「ソーシャル・イノベーション」セミナー
マザーハウス福岡店「マザーハウスカレッジ開講記念」セミナー
社会性と経済性は両立するのか?
-次世代の公共セクターを担う人材育成に向けて-
今日、新しい社会的商品・サービスの開発と供給を通して社会的な課題を解決する起業家は「社会起業家」といわれます。社会起業家に期待されるのは、従来の枠組みや価値観に縛られない活動や働きかけ(ソーシャル・イノベーション)です。
ここ10年、欧米においては社会起業家やソーシャル・イノベーションに対する期待や興味が高まり、多くの社会起業家が活動する領域が広がっています。日本においても同じ動きがみられます。半面、日本におけるNPOの現状が示すように、社会起業家やソーシャル・イノベーションに対する認識や評価は必ずしも高くありません。ときに、社会起業家やソーシャル・イノベーションに冷ややかな視線が注がれることも珍しくないのです。
本セミナーは、社会起業家やソーシャル・イノベーションを巡る今日的な状況を共有しつつ、「わたしたちが確認すべき社会的なミッションはどういうものであるのか」を探り、「各位がそれぞれの立場で踏み出すべき小さな一歩」を持ち帰ってもらうことを企図して開催するものです。
***プログラム***
本セミナーは2部構成で進めます。
<1部 レゴを使って先入観・固定観念から自由になってみよう!>(13時30分~16時30分)
社会起業家やソーシャル・イノベーションに対する正当な認識・評価を阻むのは、わたしたちの先入観・固定観念です。わたしたちは、自分が先入観や固定観念に囚われていることに自覚的でありません。先入観や固定観念から自由になったとき、社会のあり方や自分の立ち位置に関する新たな発見が生まれるかもしれません。今回はグーグルやNASA等で導入されているレゴブロックを使った人材育成プログラムを体験していただきます。
ファシリテータ:蓮沼孝(LEGO Serious Play公認ファシリテータ)
<2部 社会性と経済性は両立するのか?>(18時45分~21時)
社会起業家やソーシャル・イノベーションに関して意見や思いを交わす場は意外なことに多くありません。それゆえ、思いこみや勘違いがわたしたちの社会を少しでも住みやすく働きやすくしようとする活動やプレーヤーの足を引っぱっているかもしれないのです。「社会性と経済性は両立するのか?」といった大きなテーマを、現役の社会起業家と一緒に、等身大のスケールで議論しましょう。
ゲストスピーカー:山崎 大祐(マザーハウス副社長)
モデレーター:田村 馨、兵土美和子(福岡大学商学部)
■日 時:2010年1月29日(金)
1部13時30分~16時30分(13時開場)
2部18時45分~21時00分(18時15分開場)
■場 所:アクロス福岡 円形ホール
(福岡市中央区天神1-1-1 1F)
■定 員:1部30名 2部120名
■参加費:無料
■申込方法:標題は「イノベーションセミナー参加希望」とし、メール本文に「名前・所属・アドレス(FAXの場合は連絡のつく連絡先)・希望セミナー(1部か2部か、両方か)」を明記してください。複数での申し込みの場合は複数名のお名前と希望セミナーがわかるようにお知らせください。
■連絡先:E-mail miww@fukuoka-u.ac.jp FAX020-4667-8127(PCに届くFAXです)
福岡大学商学部「次世代の公共セクターを担う人材育成プログラム」事務局 担当(田村・兵土)
蓮沼 孝氏・プロフィール
ビジネスネパーソンと組織の教育に取り組む一方、人材の発掘を手がける。九州・アジア経営塾でLSPを使った経営幹部研修を導入。創造性開発や組織開発を促進するLSPのポテンシャルに共鳴し、デンマークでファシリテータの資格を修得。複数の大学、大学院で共同開発・実践を行う。三菱商事、株式会社グロービス他、マレーシアでの事業経験を持つ。株式会社ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ代表取締役社長。
山崎 大祐・プロフィール
大学卒業後、ゴールドマン・サックス証券入社。エコノミストとして、日本及びアジア経済の分析・調査・研究や顧客への金融商品の提案を行う。 2007年3月、バイクによるアジア横断旅行の準備のために同社を退社するも、マザーハウス立上げメンバーとして経営に参画することを決意し、同年7月マザーハウス取締役副社長に就任。代表山口絵理子とは、大学のゼミの先輩・後輩にあたる。
Lego Serious Play(LSP)とは?
レゴブロックを使った新しい人材育成プログラム。http://www.seriousplay.jp/RRAJ/LSP.html
株式会社マザーハウスとは?
マザーハウスは「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念のもと、途上国の人材・素材の可能性に光を当てたモノ作りをしております。必要なのは「施し」ではなく、ビジネスを通じた自立であると考え、バングラデシュでは現地の特産品であるジュート(麻)や牛革を、ネパールでは現地の女性が1枚1枚織っている「ダッカ織り」を使い、それぞれの素材を生かした高品質のバッグや小物の生産をし、日本で販売をしています。そして現地工場において、年金・医療保険、メディカルチェック、工員向けローン制度などを整え、労働環境も最高のものを目指しています。http://www.mother-house.jp/
福岡大学商学部「次世代の公共セクターを担う人材育成プログラム」とは?
2009年の政権交代で、地方政府を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。戦後の地方経済社会の発展を支え成長を牽引してきた「官と政の大きな枠組み」が変われば、地方政府のあり方も変わらざるを得ません。地方政府がどう変わるかで当該地方・都市の発展は大きく規定されましょう。いまこそ、新しい公共セクターのあり方と、それを担うマネジメントとリーダーシップのあり方を考えなければなりません。 本プログラムは、次世代の公共セクターを担う人材の育成プログラム開発に取り組んでいます。
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