1年くらい前から「デザイン」について学ぼうと思い、自分のなかでテーマにしている。
デザインといっても、グラフィックやWEB、プロダクトなどのデザインではなくて、
主に無形のことに関するデザインである。
例をあげると、場づくりの「設計」という意味でのデザインや
コンセプトを「描く」という意味でのデザインである。
特に興味があるのは学習環境デザインで、
それを知ったのは同志社女子大学の上田信行教授が書かれたプレイフル・シンキングという本だった。
上田教授の取り組みは非常に面白く、奈良でネオ・ミュージアムという施設を運営されている。
関西方面に行く機会があったら、絶対行きたいと思っている。
上田教授の取り組みなどは以下が詳しい。
私のワークショップ未来図
クリエイティブな学びの環境における Macの役割と「挑発力」
もともと僕がデザインに興味を持ったのは、
デザインコンサルティングファームIDEOを知ったことに遡る。
その時に響いたのはデザインではなく、デザイン思考だった。
デザイナーが考えるように物事を考える。
デザイン思想を他のものに適用する。
その視点や思想が興味深くて、少しずつのめり込んでいっている。
しかし、実際には趣味で極めるというより、
仕事やビジネスにどう活かすかという方が大事なので
今はまだまだ形にできていないという感じ。
視点をずらしたり、基盤となる思想哲学を持つことで
物事の見方や選択、コトの創造に活かしていければいいなと思う。
今まで読んだ本(読んでいる本を含む)を少し備忘として載せる。
デザインの輪郭
IDEOで活躍された深澤さんの本。
ビジネスのためのデザイン思考
タイトルの通り、デザイン思考をビジネス領域でどう活かすかについて。
デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方 (ハヤカワ新書juice)
IDEOの秘密について。
ひらめきを計画的に生み出す デザイン思考の仕事術
仕事にどう活かすか、最後の「デザインしすぎない」が印象的。
マインドマップ デザイン思考の仕事術 (PHP新書)
マインドマップの描き方。ここにもデザインの考え方が。九州一周の旅の最中に読んだ。
デザインイノベーション デザイン戦略の次の一手
デザインによる革新的な商品・サービスの成功事例集。
デザインする技術 ~よりよいデザインのための基礎知識
これはデザインの本。描き方や色など基本的なことを理解する。
世界を変えるデザイン――ものづくりには夢がある
BOPのための、社会を変えるためのデザイン。
コミュニケーションをデザインするための本 (電通選書)
コミュニケーションの話ですが、デザイン思想が素敵な本。
情報デザインの教室 仕事を変える、社会を変える、これからのデザインアプローチと手法
最近読んでいる本。ワークショップデザインなどはリアルに勉強になる。
シビックプライド―都市のコミュニケーションをデザインする (宣伝会議Business Books)
これは街のコミュニケーションについてだけど、ヒントがたくさん詰まっている。
"Some men see things as they are and ask why" "I dream of things that never were and ask why not"
2011/01/27
“NEW”Sから“NOW”Sへ
昨日、霧島山の新燃岳が噴火した。
いわゆるメディアが写真付きでニュースを流したのは早くても昼過ぎだった。
僕は昼休みにtwitterを覗いたところ、「霧島山」が噴火したというツイートを誰かの写真付きで見た。
鹿児島に来る前の僕なら、「霧島山」というワードを見てもピンとこなかっただろう。
しかし、今は違う。
「え?霧島市の?」
と早速Googleで「霧島山」を検索。
Googleリアルタイムには、最新ツイートが並ぶ。
twitterとGoogleは敵対するというより、補完的な存在だと感じる。
twitterはユーザーが情報をオンラインにアップロードする入口。
Googleはユーザーがキーワードを通じてオンラインの情報から探す手口。
話を戻すと、僕は霧島山関連のツイートとその写真を見てみた。
何やら噴煙がとんでもない規模の大きさだとわかった。
インターネットニュースでも、ほとんど取り上げられてないし、
速報でも、2、3文でまとめられているだけ。
結果的に、火山学者の方のツイートを見ることに。
その方は鹿児島の方ではないのだが、霧島山に関するツイートや写真を見つけてRTやリプライをしていた。
とんでもなくリアルタイムなのだ。
もっと言うなら、リアルそのもの。
奄美の豪雨災害でも感じたことなのだが、NEWsを報道するはずの(旧来の)メディアがNEWを提供できていないのである。
新聞の号外は出たのだろうか?
しかし、印刷している間に、現場の一次情報である「なう」が拡散・伝達し、「なう」を集めた専門家のコメントをみんなが拡散したり、それに質問したりする。
記者もカメラマンも編集も飛びぬかされた。
もはやNEWSは新しくなく、NOWSこそが最新。
ソーシャル“メディア”としての側面が色濃く出た状況だったと思う。
twitterは「世の中の今を知る最高の方法」という言葉を言葉を見たことがある。
一つだけ違う。
最高とは限らない。
しかし、最速である。
いわゆるメディアが写真付きでニュースを流したのは早くても昼過ぎだった。
僕は昼休みにtwitterを覗いたところ、「霧島山」が噴火したというツイートを誰かの写真付きで見た。
鹿児島に来る前の僕なら、「霧島山」というワードを見てもピンとこなかっただろう。
しかし、今は違う。
「え?霧島市の?」
と早速Googleで「霧島山」を検索。
Googleリアルタイムには、最新ツイートが並ぶ。
twitterとGoogleは敵対するというより、補完的な存在だと感じる。
twitterはユーザーが情報をオンラインにアップロードする入口。
Googleはユーザーがキーワードを通じてオンラインの情報から探す手口。
話を戻すと、僕は霧島山関連のツイートとその写真を見てみた。
何やら噴煙がとんでもない規模の大きさだとわかった。
インターネットニュースでも、ほとんど取り上げられてないし、
速報でも、2、3文でまとめられているだけ。
結果的に、火山学者の方のツイートを見ることに。
その方は鹿児島の方ではないのだが、霧島山に関するツイートや写真を見つけてRTやリプライをしていた。
とんでもなくリアルタイムなのだ。
もっと言うなら、リアルそのもの。
奄美の豪雨災害でも感じたことなのだが、NEWsを報道するはずの(旧来の)メディアがNEWを提供できていないのである。
新聞の号外は出たのだろうか?
しかし、印刷している間に、現場の一次情報である「なう」が拡散・伝達し、「なう」を集めた専門家のコメントをみんなが拡散したり、それに質問したりする。
記者もカメラマンも編集も飛びぬかされた。
もはやNEWSは新しくなく、NOWSこそが最新。
ソーシャル“メディア”としての側面が色濃く出た状況だったと思う。
twitterは「世の中の今を知る最高の方法」という言葉を言葉を見たことがある。
一つだけ違う。
最高とは限らない。
しかし、最速である。
2011/01/02
指針2011
明けましておめでとうございます。
新年最初の更新と言えば、今年の目標でしょうか。
と思うものの、僕自身、綿密な計画を立てて遂行するのが得意ではない。
あまりに精緻な目標をつくっても、今その数値設定を正しく行う判断材料がないような気もしているし、叩き台や仮置きとしての数値だったらいいのだろうけど、それでは本末転倒ではないかと思ってしまう。うむ、言い訳。
でも、指針は立てておこう。
■人間関係
昨年は多くの人と出会った。九州を旅し、鹿児島での新たな生活、社会人としてのスタート。環境がガラッと変わった。そんな中で人の幅は拡がっているのだが、深さが足りないと感じている。なので、もっと自分を伝え、相手を知る。そういう意識で人と関わっていきたい。こう書くと、非常に駄目人間な気がしてきた・・・
■仕事関係
まだまだ仕事のやり方が荒いし、質が低い。思考と作業をしっかり分ける。優先順位をつけてやる。時間対効果をはかる。プレゼン・コミュニケーションのパターンを意識する。
といったルーティンの部分と、もっと抽象的な部分も考える。自身の仕事観、事業をしっかり考えていかねば。事業については別途書く。
■事業
仕事はいわゆるソーシャルビジネスを立ち上げること。それは他者定義の言葉。僕は何に対して問題意識を持っているか、それは問題か、問題だとしたらそれを事業として解決できるか。上位概念のミッションをぶらさずに、戦略性をもって課題解決を行い、その行為の付加価値に対して、資金の出し手を確保できるか。そのために、もっと現場に行くこと・実践から学ぶこと・他者の知恵を借りることを強く意識したい。
■運動
します。痩せます。
■本
量から質へ。あと書評を書く。
■スキル的なもの
文章を書く力をもっと鍛えるために文章の基礎を学ぶ。写真の撮り方を学ぶ。ムービーを作る。つまり、表現系の基礎力を向上させる。
■その他
菜の花マラソンで死なないように気をつけます。あと食生活改善。
そんなこんなで2011年もよろしくです。
Ryosuke Akahoshi
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