目を閉じて、音を聴こうと神経を集中させると、見えなかった音に気付いたりする。
雑念が取り除かれて、集中できたりする。
目が見えるという当たり前の生活に埋もれていた何かに気付いたりする。
何の目的もなくぶらぶら歩く。
歩きながら考えると、思考が捗る。いや、アイデアが浮かぶといった方が適切かも。
車や自転車だと考え事をしてると危なくて、かといって机に座って考えても“新しい何か”は浮かんでこない。
歩くという身体的な動作が心と頭と感覚を働かせてくれる。
1秒ごとに変わる景色が脳を刺激する。
あえて、iPodのイヤフォンなんか付けずに。
自然の、周りの音を耳で拾う。
落ち葉をごみとして処理するのでなく、土に還して養分にするように。
散らばっている世界の破片に色付けをしていく。
感度を高めて、感性の入り口を拡げる。
狭くなりがちな視野には、そんな処方箋が必要なんだなぁと感じた。
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