昨日、霧島山の新燃岳が噴火した。
いわゆるメディアが写真付きでニュースを流したのは早くても昼過ぎだった。
僕は昼休みにtwitterを覗いたところ、「霧島山」が噴火したというツイートを誰かの写真付きで見た。
鹿児島に来る前の僕なら、「霧島山」というワードを見てもピンとこなかっただろう。
しかし、今は違う。
「え?霧島市の?」
と早速Googleで「霧島山」を検索。
Googleリアルタイムには、最新ツイートが並ぶ。
twitterとGoogleは敵対するというより、補完的な存在だと感じる。
twitterはユーザーが情報をオンラインにアップロードする入口。
Googleはユーザーがキーワードを通じてオンラインの情報から探す手口。
話を戻すと、僕は霧島山関連のツイートとその写真を見てみた。
何やら噴煙がとんでもない規模の大きさだとわかった。
インターネットニュースでも、ほとんど取り上げられてないし、
速報でも、2、3文でまとめられているだけ。
結果的に、火山学者の方のツイートを見ることに。
その方は鹿児島の方ではないのだが、霧島山に関するツイートや写真を見つけてRTやリプライをしていた。
とんでもなくリアルタイムなのだ。
もっと言うなら、リアルそのもの。
奄美の豪雨災害でも感じたことなのだが、NEWsを報道するはずの(旧来の)メディアがNEWを提供できていないのである。
新聞の号外は出たのだろうか?
しかし、印刷している間に、現場の一次情報である「なう」が拡散・伝達し、「なう」を集めた専門家のコメントをみんなが拡散したり、それに質問したりする。
記者もカメラマンも編集も飛びぬかされた。
もはやNEWSは新しくなく、NOWSこそが最新。
ソーシャル“メディア”としての側面が色濃く出た状況だったと思う。
twitterは「世の中の今を知る最高の方法」という言葉を言葉を見たことがある。
一つだけ違う。
最高とは限らない。
しかし、最速である。
0 件のコメント:
コメントを投稿