結論:スタートアップウィークエンドは楽しい
先週末、Startup Weekend Fukuokaに参加した。
54時間でスタートアップを疑似体験するというもの。
アイデアピッチ→チームビルド→初期仮説作成→ユーザーインタビュー
→プロトタイプ開発&ビジネスモデル作成→プレゼン準備→プレゼン
という流れを54時間で。
来年も開催されると思うのですが、このイベントは下記のような方にオススメ。
・ 起業を考えている方
・ とにかく開発したいプログラマー
・ UIから資料作成までやりたいデザイナー などなど
どんな感じだったか
チームは5つ。僕のチームは2名と最小人数だったが、割とちゃんとできた。
(オーガナイザーに少しデザインを手伝ってもらった)
基本的な考え方はリーンスタートアップであり、
仮説をもとに構築をすすめ、それを壊しては作りということをやっていく。
その中で、サービスのコンセプトやターゲット、主な機能が変わることがある。
これがピボットなんだな、とやりながら思った。
うちのチームが考えたサービスはCafeIn(カフェイン)。
カフェユーザーとカフェを新しい軸でつなぐサービスである。
①ユーザーの知りたい情報が手に入りにくい
②カフェはユーザーの情報を知らない
という二者の課題を解決するというもの。
ピボットという舵取り
最初はカフェに特化したSNSみたいなのをイメージしていたが、2日目の朝にノマドワーカーをターゲットにした、
カフェをコワーキング利用できるサービスにピボットした。
しかし、3日目の朝に上記の最終版にピボットした。
なので、セカンド版でサービスを実装していたが、
プレゼンは最終版になっており、
プレゼンに一貫性がなかったことが反省点である。
正直ぼくはこのピボットという言葉をバカにしていたけど、
自分がバカだったんだなと気付いた。
(いや、過剰なカタカナ語ってね・・・この記事カタカナばっかだけど)
ピボットの一回目はサービスを具体化していく際に
誰にヒアリングするかという視点から生まれた。
「最初にこのサービスを使う人は誰だか」という問いかけ。
“そういえば、カフェで仕事したりするけど、カフェに申し訳ない感じするよね?”
という発想からコワーキング活用をする人にインタビューを行った。
この仮説はあたっていた。
答えは現場にある
しかし、このインタビューでもっと具体的なユーザーのニーズも拾えた。「電源もあるし、Wi-Fiもあるけど、行ったら席がなかった」
「空調が寒すぎるところがある」
「静かなところがいいよね」
ここで、ユーザーがカフェを利用する理由が飲食だけではないことがわかった。
一方で、カフェにもいき、店長の方にインタビューをした。
そこで、集客から広告コスト、アイドルタイムやノマド活用など色んな話を聞いた。
ここでも予想しなかった声が拾えた。
「毎日来ている常連さんなんだけど、顔しかわからない」
カフェオーナーとカフェユーザーは情報が分断されている。
ここがビジネスモデルをつくる上で強いファクトになった。
カフェに課金するのだが、オーナーは広告コストとして月額を払うが、
リターンは集客とユーザー情報の2つである。
つまり、サービス自体はマッチングサービスや情報共有サービスだが、
カフェにとってはマーケティング支援サービスなのである。
と、ここぐらいでタイムアウト。
実際に顧客獲得をどうやっていくかというところは詰め切れなかった。
せっかくインタビューしたカフェの声もうまく反映させきれなかったし。
ちなみにサービスのキャッチコピーは
「カフェに新しいインターフェースを」
であったが、プレゼン時間が足りなかった。
オーガナイザーやジャッジに外国人がいたのも良かった。
久しぶりに英語のやり取り(単語とジェスチャー)をして、
英語の必要性を感じられたし。
結局、考えたサービスの説明&反省みたいになってしまったけど、
とても面白く充実したイベントでした!
優秀なプログラマーのHさん、助っ人で手伝ってくれたMさん、
参加者・オーガナイザーの皆様ありがとうございました!
0 件のコメント:
コメントを投稿