2011/08/29

仕事とは何か




仕事とは何だろうか

誰かの役に立つこと
誰かとの約束
付加価値を結ぶ契約
働き
傍を楽にすること

仕事とは信用なのか?
お金は信用を具現化したものとも言える。
ならば、お金を介した取引、つまり仕事は信用の交換と言えるのか。

社会における、仕事の位置づけ。

抽象概念において、抽象的な言葉をおいても
的を射る答えを見つけるには至らない。

個別具体的な仕事は全て違っている

例え似ているものでも、取り組む人によって質が変換するし
同じように扱えば、それは質を落とす
関係することは全て違うのだから

仕事はその状況における関係性に強く影響を受ける
というよりも、その関係性の構築に作用するものではないか

付加価値とは、何かに対して価値を付加することであって
付加される対象を指す言葉ではない

付加されている対象とは、AとBの関係であり、
その関係性を変質させるものが仕事

それには信用が大きく、強く関わる

仕事とは作業ではない
作業は仕事を構成する一部であり、例えば思考も同じである

仕事というのは、相手との関係性を進化させるものであり、
必ず自分以外の当事者がいる

それは誰か
そして、何を求め、どんな役割を期待しているか

プロセスの共有
スタンスの確認
アウトカムの合意

ちゃんと関係性を良くしようとする準備はできているか

あなたの仕事は誰のために
あなたの仕事は誰をどう幸せにするのか


2011/08/07

じっくり考える日を過ごす

ひさびさに完全に一日オフだった。
というのも、土日は休みではあるけど、最近ほぼずっと何かの運営に追われていた気がする。
※楽しんでいるのだけど、テンションをあげている状態が続いていたという。

午前中は片付け・洗濯など諸々を済ませ、
昼からガーデンシネマへ。

気になっていた「100,000年後の安全」を鑑賞。



結論から言うと、寝てしまった。
内容に関しては興味深いのだけど、映像作品として単調というか、
まぁドキュメンタリーだからしょうがないのかな。

問題提起をしている作品なので、映像としてのクオリティを求めるのは筋違いかもしれない。
というか、単純に僕の眠気が強すぎたのかな。

原子力エネルギーについては前々から考えている。
学生時代に、環境とエネルギーをテーマに勉強会をしていたり、中学生のときに原爆を調べまくったりしていたので。
推進派・反対派があるものの、まずは現状の対応だよねっと思う。
セシウムが拡散してたり、放射線・放射能の測定情報が不明確だったり。
起きた問題に対して、解決策を打つべきフェーズだと思う。

冷静に考えると、原発がメルトダウンしているんだよね、我が国日本は。
スリーマイルやチェルノブイリを調べたら、事態の深刻さがわかると思うが。
と言いつつも、自分もどこまで理解できているのだろうと不安になる。
311以降、危険に対する感覚というか、起きている問題の感覚が狂っている気がする。

押せ寄せる津波の映像を何度も見た後、僕は海に近づくのが怖かった。
考えた結果というより、動物の本能として危険に対して反応していたのだと思う。

東北・関東の地震がおさまらない。
他地域でも小さな地震がいくつかあった。
なんかイヤな感じだ。


で、話を変える。

映画を見た後、ドルフィンポートのクーツカフェに移動。

抹茶フロートを飲みながら、本を読んだ。
リーダーシップの旅 見えないものを見る
4年前に発売された本で、当時読んだ本。
簡単に言うと、「リーダーシップとは何か」ということを論じている本。
ただただ深く、その比喩に心を鷲掴みにされる。

本を読みながら、考え。考えては読み。
その連続のなかで、本を閉じ、頭を整理する。

2時間くらい、外で風にあたりながら、じっくり考えていた。

実はここのところ、いろんなことに関わっているがために、
たくさんの人といろんなコミュニケーションをとる必要があった。

たくさんの人と言っても、年齢や職業、その場の意味、役割など様々で
その度に自分のとるべきコミュニケーションが変わって来る。微妙に。

それでちょっと「ああ、ちょっと人と話したくない」という状態になっていた。
精神的なストレスというより、本来の「めんどくさがり」が顔出したくてしょうがない、といった状況。

それで今日は最低限の関わりしかしてない。

が、やはりそれは正解で、とてもリフレッシュでき、エネルギーが完全に充電された。気がする。
というか、お腹いっぱい食べたから、エネルギーが回復したのかも。

で、やはり自分がしたいことを突き詰めて考える必要があると感じた。

そして、再来年の春には帰ろうと決めた。
そこまでにこの土地に、この土地に住んでいる人たちに、顔の見える誰かに
エネルギーを注いでいきたいと思った。

2時間は考える時間でもあり、自分自身と対話する時間でもあった。
よし、燃えよう。燃えあがるぞ。

ランサー