2013/11/07

Yell(エール)

頑張る、は難しい。
自分が好きなことやワクワクすることに取り組んでいるとき
人は夢中になる。没頭している。
それを自分で「頑張っている」なんて自覚しないし、それは違う。

努力は夢中に勝てないという言葉を聞いたことがある。
モチベーションを引き出すとか、頑張るためにインセンティブをつくるとか
そう難しく、小賢しく考えなくても、実は単純なことかもしれない。

だから、「頑張れ」という言葉は時に残酷で、
「これはきついけど、その先に何かあるから耐えろ」
という意味合いで使われることもしばしば。

気合は大事だ。一定の努力や練習量、トライ&エラーは要る。
でも、それだけが本質かというとそうではない。
全てに共通する魔法の法則じゃない。

ただ単純に耐えただけ、苦しい時間を過ごしただけ。
それだけで何か付加価値が生まれる時代は終わっているし、
そこで何か良いことがあっても決して本質的ではない。

楽しむ。
没頭する。
打ち込む。
工夫する。

そんなに頑に張らなくても良いんじゃないか。
「がんばるひとの、がんばらない時間」という素敵なコピーがある。
張らないから、張れる。そのバランスは必要だと思うんですよね。

力の入れどころだと思えば、気を張っていく。テンションあげていくというか。
でも、それって一瞬であったり、短時間のもので
絶えず歯食いしばって堪えることは何か違う。

そう、がんばらなくてもよい。

ただそれでも頑張っていかなきゃいけない時。瞬間。場面。
そういうのもある。どうしよもない。頑張るって解決策しかない。
逃げたくなるけど、そういう時に耐え忍ぶような頑張る事しか出来ない。

そういう人を目の前にして、僕は頑張れと言いたい。
その言葉に責任が持てないとして、自分の血が流れる痛みのように
当事者に近づきたい。何の根拠がなくとも。
愚直に信じる。ただそれだけ。

結果の恐怖がどれだけあったとしても、
期待を裏切られるようなことがあったとしても
ただ頑張れると信じる。


何わけわかんねぇこと書いてんだって感じだけど、
頑張るっていうクソみたいな言葉しかないけど
声が枯れるまでエールは送り続けるってことなんす。

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