2010/11/06

5月前半のツイート

2010年5月前半のツイートを編集。
完全に自分用です。


組織は、内と外へのベクトルをバランスさせることが大事。内の意識が強すぎると、排他的な組織となり、馴れ合いが生まれやすい。逆に、外の意識が強すぎると、モチベーション低下や怠慢な組織運営につながり、瓦解する。組織のステージによって、内外への意識をコントロールするのがリーダーの役目。

まちづくりは、ヒトづくりであり、仕事づくりであり、場づくり。共通解はなく、地域に根付いたコトで無ければ意味がない。歴史を知り、現場を知り、他地域を知り、初めて特徴(資源)が見えてくる。

物語性は、商品(サービス)に「伝達促進」という価値を付加する。例えば、2つのコーヒーを飲んだとする。Aは自家栽培のコーヒー、Bは普通のコーヒーだとする。仮に両方が同じ美味しさだとしても、多くの人はAを支持する。人は「良い」と思うものにそれなりの理由を求めるからだ。そして広める。

陶器が産業のまちをいくつか訪れたが、共通していたの山に囲まれた地域であること。疑問に思い、少し考えた。焼き物に使う“土”、燃料となる“木”があるからだと推測。
陶器はもうダメだ、という話を聞いた。確かにそれは正しい。100円均一の食器やイケアなど北欧食器から考えて、日本製の高い陶器の市場は小さくなる。しかし、陶器は食器だけではないし、食器の多様化が陶器のブランドを再定義すると思う。
陶器に限らず、伝統工芸はプロダクト(製品)を売るのが基本。これからのアイデアの1つは、サービスとしての伝統工芸があると思う。ガラス工芸や和紙などはよく見かける。問題はターゲットと場所。誰にどこで、何を目的とし、体験してもらうか。
武雄の観光案内所では、好きな陶器カップを選び、コーヒーが飲めるようになっていた。普通はどの“コーヒー”を飲むかを選択するが、どの“カップ”で飲むかを選択するところに面白さを感じた。こういうサービスは隠れた販売促進に繋がると思う。使ってみて、初めて良さに気づくことは多々ある。

「好きな事を仕事にする」には多様な選択がある。例えば、ラーメン好きが3人いたとする。1人は様々なラーメンを食べ歩き、ある店に弟子入りし、その後独立した。1人は、様々なラーメンを食べ歩き、各々のラーメンの良さを人に伝えた。1人は、様々なラーメンを食べ歩き、ある店の常連になった。
選択肢として、サプライヤー、コミュニケーター、カスタマーがある。好きだからといって、誰しもがサプライヤーに向いている訳ではない。食べ歩きが趣味でも、料理が下手な人もいる。好きこそものの上手なれではあるが、好きなものにどう関わるかは人によって違う。グッドカスタマーであることも大事。

人は生まれてから今までのことをすべて覚えている。“忘れる”とは、記憶が脳の何処にあるかわからなくなる事。写真など思い出の品に触れて、当時を思い出すのは、それらが記憶を引き出すトリガーとなるから。記憶の引き出しを開ける鍵のように。

プレイヤーとして、創造者として、リーダーシップを発揮する自分で在りたい。誰かに認めてもらうためではなく、自分がより自分で在るがために。
高評価を得たい訳でもないし、褒められたい訳でもない。でも、自分の何がどう評価されているかを知りたい。究極的に、他者を通してしか、自分の実を知ることは出来ないから。
クリエイティビティとイノベーション、これらは必要不可欠になっている。日本語で的確な表現がないことが、僕は少し悔しい。でも、英語だろうが日本語だろうが中国語だろうが、そのコトバに哲学を持ち、主張を現実にしなきゃいけないんだ。

馴れ合いから、イノベーションは起きない。しかし、貶し合いからも起きない。本当に多様性を受けきれるかどうか。異質なモノが異質な接し方をするから、革新が起こるのだ。

“本質”という言葉は、魅惑の言葉。過度に使い過ぎれば、それこそ“本質”を見失う。「本質」「本質的」と話せば、自分が理のわかる人間かと錯覚する。わざわざ本質と銘打たなくとも、本質は伝わる。自戒の意味も含め、言葉の濫用には気を付けたい。
自分を大きく見せようとすれば、その虚像に寄せられた期待に自身が潰される。自分を小さく見せようとすれば、その虚像を信じた無関心に自身が見放される。飾らずに等身大の自身で勝負するしか、続く道はない。
人は誰しも理解されたい。しかし、人は人を正しく理解しようとしない。自分の脳内で勝手な相手を想像し、勝手に誤った理解をする。

高校生の自殺が3日に1人だと聞いた。虐待死も3日に1人。若い命が奪われてしまう現状。希望が摘まれているのだ。生まれる子どもが減っている中、大人になれずに人生を終える子どもが増えている。その一因として、コミュニティの単一化と閉鎖化があるのではないかと思う。

徳島県上勝町の「いろどり」の売上は2億6000万。長崎県大村市の「夢ファームシュシュ」の売上は5億8000万。一企業が地域経済に大きなインパクトを与えている。

「楽しい」は飽きるが、「面白い」は飽きない。人に当てはめるとよくわかる。「楽しい人」はつまらなくなるが、「面白い人」はつまらなくならない。

 「君は10年後、何をしているんだろうね」最近言われて、不思議だった言葉。さらに別の方からは「10年後が見える人と付き合っても面白くないからね」と。これは久し振りにカッコいい事、聞けたなぁ。と思った。

今、(固定的な)教師のいない教育の場を構想中。学びの一番の瞬間は、人に教える瞬間である。教えることによって、自分が学ぶ教育スタイル。そして、その対象顧客と自主的な教師のインセンティブ。教育の生態系を考えてみる。

マーケティングとは、「顧客は誰か」と問い、「その人は何をしてあげたら喜ぶのか」と考えること。日常的に鍛えることができるマインド。

論理のジレンマ。マーケティングで、顧客が欲しいものを論理的にまとめていくと、欲しいものの“答え”は1つに収束していく。出来上がった「もの」は他社からも同様にして売られており、市場に溢れているため、顧客にとって差別化されていない事になり、結果的にヒットしない。

【ソーシャルビジネス市場規模の比較】イギリスは事業者数55000で、市場規模が5兆7000億。日本は事業者数8000で、2400億。一事業者当たりの市場規模が、イギリスは1億300万に対し、日本は3000万。「経済産業省H22データ」より

本を読むリスク。自分の考えがしっかりしていない中で本を読むと、著者の主張に洗脳されることがある。それを何冊も続けると、読む度に自分(というか他者)の主張が変わり、いつまでたっても軸が出来ない。読んだ後に自分なりに解釈する時間が必ず要る。
逆に本を読まないリスク。本をまったく読まないと、文章表現が変わらない、語彙が増えないということがある。WEBや新聞でも代替可能ではあるが、統一している纏まった文章を読む方がベター。
あと、駄文を読んでもあまりプラスにはならない。良い文章、良い知識に触れることが大事。読む際に、どういう目的でその本を読むかにもつながる。悪書十冊よりも、良文一行。

“巣ごもり消費”が気になる。自宅や近場で完結する消費志向のことで、リーマンショック以降顕著である。米国でも、9・11後に見られた消費志向。ゲーム・ネット・自宅の食費が伸び、レジャーや観光の消費が落ちる。ゲームと観光をつなぐジオロケーションのコロプラは、橋渡しとして面白い。

世界には、約500の水族館がある。そして、日本には100の水族館がある。ほとんどが公共事業で造られている。美術館、図書館なども同じように。

 「経営理念に感動しました!」とか言うけど、そもそも理念とは感動させるようにつくっている。問題は、理念が良いかどうかではなく、理念が体現されているかどうか。カッコいいことは誰でも言える。カッコいいことを体現できる人(組織)はあまりない。Vision&Behavior

多様化とは、分散すること。多様性は連帯できなければ、ただのバラバラなのだ。最低限の共通性を認識することが、多様性のある組織をリードする一歩目。

「与えられる」が前提になっていると“与えられなくなった瞬間”が怖い。「与えられる」に依存した結果、知らぬ間に身体能力や脳が衰え、身動きがとれなくなる。

イノベーションは疎結合から起こる。というようなことを読んだのだが、どの本で読んだか思い出せない。

非営利報道機関のProPublicaがネットメディアとして初めてピュリツァー賞を受賞。個人資産家の寄付によって運営されているネットメディアで、journalism in the public interestをスローガンに「市民への裏切り、権力乱用、弱者からの搾取」を報道している

 「When the going gets tough, the tough get going!」乱世では強いものが生き残る。(ケネディ家の家訓)

【自分を客観的に捉える】1、自分に関するキーワードを50個あげる。2、親しい5人に、「自分に合うワード」を5個ずつ選んでもらう。※なければ、足してもらう。3、選ばれたキーワードをグルーピングし、つなげる。4、抽象度合いを階層化し、まとめる。

「素晴らしい言葉」は活力を与えてくれる。しかし、それは一時的に過ぎない。「素晴らしい問いかけ」はアイデンティティを破壊する。しかし、その後、継続的に活力が生まれる。何度も自己否定と肯定を繰り返す事で、確立した自己を育む。そうやって、軸や価値観は形成される。

Appleと聞けば、iPhoneやiPodを想像する。でも、アップルジュースと聞けば、飲み物のそれを想像する。リンゴと聞けば、林檎を想像する。言葉って凄いなと思いつつも、Apple社が既存の言葉を奪い取った事に改めて驚く。

「他の人が見ない“何か”を見てみたい。」その好奇心がリーダーシップへと通じる道かもしれない。

戦争と科学技術の進歩には、非常に強い関連性があるのでは?戦争は決して良いものではないが、戦争から学ぶべきところはまだまだあるように感じる。戦争とイノベーション。

「見える化」とは、形跡が残らないプロセスやブラックボックスを可視化(言語化)する事。見えにくいものであればあるほど、言語化スキルが必要となる。“事象を把握”し、適切で伝わりやすい言葉を“選択”する力。見える化で生まれた認識は、問題を浮き彫りにし、人々の行動を変えるキッカケとなる。

「人に期待するな。期待される人になれ。」「期待は時として人を潰す。」響いた言葉。

【服装観察】服装はその人らしさや職業を表している。例えば、スーツの人だと、スーツの材質、ネクタイのカラーや有無、シャツの型や色、靴の色など。女性だと、スカートかパンツか、全体の色合い、肌の露出度合いなど。これらである程度、予測がつく。
【バッグ観察】バッグはその人の習慣や行動を表している。バッグの大きさは、その人が持ち運べる量を設定し、その人が習慣的に必要なモノの総量を教えてくれる。バッグのデザインはその人の日常的な服装とリンクしており、さらにその人のファッション哲学を示している

ヘンダーソンの「適者の生存領域」“同じ特性を持った2つの種は同じ環境において共存し得ない”2番目である事は100番目である事と何ら変わりない。

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