2012/01/21

新年の挨拶と見せかけて、マラソンの話

年が明けてから、ブログを書いてないことに気付いた今日この頃です。
というわけで、あけましておめでとうございます(遅い)


たまたま久しぶりに話した友人が僕のブログを読んでいるということで、
まぁなんか恥ずかしい訳です。
別にオープンな場所で書いている訳だから、誰が読もうと勝手な訳ですが、
「誰も読まないんじゃないの」と思っているから、なんか気恥ずかしい。


そういえば、森の奥地の裸族にイスを与え、しばらくしてからイスを取り上げたところ、
その民族がモジモジし始めた、みたいな話がありました。
その民族はイスによって隠れた体の一部がまたあらわになることを恥じたそうです。
「恥ずかしさ」とは、当たり前からの引き算なのですね。
この話が本当なら、民俗学者がエスノグラフィーで発見したのでしょう。ふむふむ。


いつから、僕のブログは小話で始めるようになったのか?と思いつつも、何か書いてみます。


年が明けて早いもので、もう20日もすぎています。
あ、そう言えば、2週間前の1月8日に指宿市で行われた菜の花マラソンに参加しました!
なんとか完走(ほんとは完歩)しました。
記録は9時間4分。


ちょっと時間かかり過ぎですね、これは。
去年、ノー練習で、足の裏のマメに耐えられず、25Kmでリタイアしました。
今年はその悔しさを噛み締め、リベンジしたる!と決死の思いで望みました。
完走しないならば、指宿の藻くずとして消えてやる!
そんなサムライ魂を胸に、僕は南下していったのです。
東洋のハワイを目指して。




一応練習はしました。
と言っても、ランニングというか、ジョギングというか、ウォーキングというか。
マラソンの3週間前から、突貫工事的に定期的な運動をしていました。
最大の誤算は帰省した際に、食べ過ぎたこと。
年末に減らしたカロリーが一気に増えました。
コツコツ返していた借金が急に増えた感じです。
これは食欲という名の悪魔に勝てなかった僕が悪いのです。


もはや言い訳の文章みたいになってきた。
まぁ、何はともあれ完走したのです。
一応20Km地点くらいまでは、走ったり歩いたりをしていました。
が、20Km過ぎた当たりから、どうも足の筋肉が疲れ始めたのです。
しょうがないので、早足に切り替える。
まぁ、豚汁がおいしいんです。マジで。
(菜の花マラソンはボランティアの人たちが豚汁をつくって配ってくれるのです!
きゃあ、なんて素敵なまち!!)
あ、ちなみにブタジルです。トンジルではありません。
ブラジルでもありません。ブ・タ・ジ・ルです。
計3カ所で頂きました。
(同じ場所で2杯食べたのは、ここだけの秘密です)


足の痛みがひどくなり始めた25Km付近。
僕は持ってきたサロンパス(皮膚に優しいタイプ)を貼りまくりました。
貼りまくりまくりすてぃですね。はい、ごめんなさい。


しかし、昔、捻挫した左足首がいたい、いたい。いたいよう。
そして、去年と同じく、足の裏にマメができそうな感じ。
とにかく応急処置的に、サロンパスをマメのところに貼ってみた。
いや、冷静に考えると訳がわかりませんが、とりあえず貼ってみました。
つばつけときゃ治るだろ!的な考えです。気合です。根性です。


ただ、振り返ってみると、
これが僕が完走した最も大きな要因かもしれません。
サロンパスが密着していたからか、マメが拡大せずに現状維持のままにすることができたのです。


あれ、これちょっとした奇跡じゃないか。
そんなことを思いつつも、もう30Km過ぎた当たりから、あちこちがおかしい。
ちなみに25Km地点でも、股関節がつりそうになり、その時ぼくはツイッターで
「股関節エマージェンシー」という意味不明のツイートをしています。


アホみたいな距離を歩くと、筋肉や関節が炎症をおこし始めます。
歯が痛い時の感覚に似てる。ジーンとくる痛み。
そんな痛みが続くので、定期的に休みながら進みました。


だが、僕には絶対に負けられない戦いがそこにある。
そう、35Km地点に午後5時までに辿り着かなければ、強制リタイアなのです。
もう一度言おう。強制リタイアだ。
任意同行ではない、強制なのだ。


いったい何の権限があって、そんな実力行使に出るのか。
ともかくルールはルール。
僕は35Km地点の山川駅に17時までに辿り着く必要があったのだ。


そこには夢の潰えた者たちの残骸が。
そう、そこには収容バスと疲労困憊の参加者が溢れているのです。
まるで、ゾンビの群れに混じったかのような疲労感が漂っています。
みんな歩き方がおかしい。体の一部がおかしくなり、それでも前にすすむ様。
それは心を打つシーンでもあるが、ふざけるとただのしかばねのようだ。としか感じない。
事実、周りで歩いている人が「私たち、ゾンビみたい」と言っていて、吹きそうになりました。


違う!わたし、ゾンビなんかじゃない!
生きてる!


ジブリのキャラのように叫びたい気持ちでいっぱいでした。


結局、そこから7.195Kmに90分もかかったのです。
この7Kmは地獄だった。
道路の規制は解除され、マラソンの雰囲気は一転して日常に変わりつつある。
さらに日が暮れていく。


でもね、そこには応援してくれる人たちがいるんだよ!
ああもう指宿大好き!(冗談じゃないです)
小ちゃい子どもやおばあちゃんとハイタッチするわけですよ。
(スタート時なんか、「そんなん恥ずかしくてするかい!」とか思ってた)


40Kmを過ぎた当たり。
最後にまだ天使がいたのです。
そう、ブタジルゾーン。


このね、豚汁ね、泣きそうだった。
温かくて、ハートまであったかくなっちまったぜ。
「ああ、もう今死んでも後悔ねぇわー」みたいな。


もう完走した時には感動しなかった。
この豚汁がゴールだったんだよ。
ああもう、みんな好き。ラブ。


みたいなハッピー状態。


そんなこんなで、マラソンが終わってから何も運動していませんが、何か?
※この記事は酔っぱらいながら書いています。



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